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J-GLOBAL ID:201702215358419428   整理番号:17A0400472

キプロス正統派アイコン伝統を定義するための分光学的および質量分析法-ギリシア/ヨーロッパにおけるインドラックの最初に知られた発生【Powered by NICT】

Spectroscopic and mass spectrometric approach to define the Cyprus Orthodox icon tradition - The first known occurrence of Indian lac in Greece/Europe
著者 (8件):
資料名:
巻: 131  ページ: 112-119  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,十二世紀から十八世紀への正統派アイコンにおけるキプロスアイコン塗装工が使用した絵具材料の特性化に関する重要な新しいデータを報告した。赤色塗料の八試料,もともとMorphouとニコシアにおける三種類の教会に置かれた七つの異なるアイコンから採取した(キプロス)は塗装技術を同定するために分析した。顔料と充填剤の同定は,顕微Raman分光法とFourier変換赤外分光法(FT IR)を用いて行った。結合媒体を決定するために,熱分解ガスクロマトグラフィー-質量分析(Py/GC/MS)とガスクロマトグラフィー-質量分析(GC/MS)を用いた。有機着色剤の研究は,液体クロマトグラフィー-タンデム型質量分析(LC MS/MS)分析により行った。無機顔料と有機着色剤の両方を用いて,アイコンの赤色相を作成した。辰砂を研究したほとんど全ての塗料試料で同定された,いくつかのケースでは鉛丹も認められた。ヨーロッパコチニール,ケルメス,レッドウッドとインドlacは赤色塗料で同定され,無機顔料との組合せであった。さらに,層序学的分析は,動物性にかわと硫酸カルシウムは調製層に使用したことを評価することができたが,卵は赤色塗料層中の結合媒体として使用した。十二世紀アイコンにおけるインドlacの同定は,ヨーロッパの伝統におけるこの有機着色剤の文献で報告された最初の発生である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塗料の性質  ,  顔料  ,  各種分析法一般  ,  セラミック・磁器の性質 

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