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J-GLOBAL ID：201702215422543822   整理番号：17A0705764

TiO_2ナノ粒子と淡水線虫Plectus aquatilisの相互作用:粒子特性,速度論的パラメータと生物濃縮係数【Powered by NICT】

Interactions of TiO₂ nanoparticles and the freshwater nematode Plectus aquatilis: particle properties, kinetic parameters and bioconcentration factors

著者 (5件)： Isaacson C. W. (Eawag - Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology, Duebendorf, Switzerland. [e-mail]) ,  Sigg L. ,  Ammann A. A. ,  Stadnicka-Michalak J. ,  Schirmer K.
資料名： Environmental Science: Nano  (Environmental Science: Nano)
巻： 4  号： 3  ページ： 712-719  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2463A  ISSN： 2051-8161  CODEN： ESNNA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ粒子と試験生物の取込速度と生物濃縮係数を決定するための原理はおおまか探索されてきた。ここでは,生物濃縮係数(BCFs)の導出と淡水中に分散した線虫Plectus aquatilisと二酸化チタンナノ粒子(TiO_2NP)間の相互作用における表面官能化の役割を報告する。天然水中のチタンの高いバックグラウンド濃度のために,~48V標識TiO_2NPを生成するために照射し,あるいは1%ニオブをドープしたTiO_2NPを用いて,平衡分配または速度論的モデリングアプローチのいずれかをしたBCFsを決定した。平衡分配に基づいたBCFは最低曝露濃度で最も高い曝露濃度で71(±17)L kg~( 1)から5.1(±3.2)×10~3L kg~( 1)に,この方法は有効でないことを示した。二相除去のための取込速度と除去率に基づいて,速度論的モデル化のアプローチは実験データを最も良く反映し,BCFsを決定した。TiO_2NPsと線虫間の速度論的相互作用を説明するために,生物は正に荷電し,負に荷電した,立体安定化と環境的に適切な被覆で表面機能化したTiO_2NPに曝露した。TiO_2NP特性,線虫とTiO_2NP関連(すなわち付着し,インターナライズされた)の程度の間の相関を検討した。検討した全てのパラメータに対して,線虫を用いた表面官能化TiO_2NPの会合はTiO_2NP堆積速度と最も良く相関した。これらの結果は,疎水性汚染物質のために開発された概念は,ナノ粒子には適用できないとナノ粒子に特異的な概念はより大きな有用性があることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 疎水性 ,  *相互作用 ,  モデリング ,  *ナノ粒子 ,  汚染物質 ,  ドーピング ,  *速度論 ,  天然水 ,  *淡水 ,  チタン ,  *線虫類
準シソーラス用語： 除去率 ,  表面官能化 ,  酸化チタンナノ粒子 ,  *生物濃縮係数 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (7件)： ナノ粒子 ,  淡水 ,  線虫 ,  相互作用 ,  速度論 ,  パラメータ ,  生物濃縮係数