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J-GLOBAL ID:201702215560753700   整理番号:17A0500332

(2-ピペラジン-1-イル-エチル)-ピリジン-2-イル-メチレン-アミンの第12族金属の錯体:末端ピペラジンのNの配位での稀な寄与が構造多様性をもたらす

Group 12 metal complexes of (2-piperazine-1-yl-ethyl)-pyridin-2-yl-methylene-amine: rare participation of terminal piperazine N in coordination leads to structural diversity
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2184-2195  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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三座配位子L((2-ピペラジン-1-イル-エチル)-ピリジン-2-イル-メチレン-アミン)を利用して一連の12族金属の錯体,即ち,[ZnLHCl2][Zn2LCl5]・2H2O(1),[CdL(SCN)2(CH3OH)]n(2),及び[Hg(l-pyCO)Cl2](3)が合成され,構造的に特性化された。すべての錯体中で,配位子のピペラジン窒素は,配位に貢献し,構造多様性を有する12族金属の錯体をもたらす。錯体(1)のX線回折分析は,第一の亜鉛(II)イオンに対する三方両錐形/四角錐形の間の幾何構造と第二の亜鉛イオンに対する歪んだ四面体球型の幾何構造を示唆する。ポリマー錯体(2)中で,Cd(II)イオンは,歪んだ八面体環境を示す一方,単核錯体(3)中で,Hg(II)が四角錐形幾何構造を示し,2-ピリジンカルバルデヒドを有する非配位NHピペラジンフラグメントの間での予期せぬ縮合が検出された。すべての錯体中でのM-N結合長は,金属のイオン半径と一致する。連続的な形状のDFT法による計測は,実験的観察と同等のそれぞれの金属中心の周辺での配位環境についての情報を提供する。筆者らは,八面体錯体の生成のための三座配位子の転移に加えて,ポリマー錯体(2)の生成でのメタノールの水素結合の重要性を調べた。配位子と共に錯体の光ルミネセンス特性が,溶液中で室温で調べられた。配位子の低い量子収率は,窒素の孤立電子対から共役ピリジン構造基への非常に早い光誘起電子移動(PET)に起因した。錯体形成が,電子移動を妨げるので,量子収率の増加が錯体に観察された。3つの錯体の中で,最大の光ルミネセンスが,Zn錯体によって示され,Cd錯体とHg錯体での光ルミネセンスが,重原子摂動効果の結果として低い。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (3件):
物質索引
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