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J-GLOBAL ID:201702215596149743   整理番号:17A0763357

ネオペンタンの低温(550~675K)酸化の反応生成物生成の時間分解測定 連鎖分岐機構を調べる一プローブ

Time-resolved measurements of product formation in the low-temperature (550-675 K) oxidation of neopentane: a probe to investigate chain-branching mechanism
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号: 21  ページ: 13731-13745  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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反応生成物,特にケトヒドロペルオキシドの生成と分解を時間分解で調べた。550~675Kの温度域でのCl原子が開始するネオペンタンの酸化実験を光イオン化飛行時間質量分析によって行った。イオン化光はAdvanced LIght Sourceの可変シンクロトロン放射光またはH2放電灯からのエネルギーが~10.2eVで一定の放射光を用いた。実験は高圧反応器で圧力1~2atm,及び比較のため低圧反応器で~9Torrにおいて実施した。ネオペンタンの高い対称性のため,ケトヒドロペルオキシドの信号は3-ヒドロペルオキシ-2,2-ジメチルプロパナール,即ちγ-ケトヒドロペルオキシド(γ-KHP)異性体からのものとすることができる。種々の酸素濃度において高圧及び低圧で測定したγ-KHPの光イオン化スペクトルは互いによく一致し,単一異性体から生じる証拠になった。この実験ではまた3-ヒドロペルオキシ-2,2-ジメチルプロパナールの分解に,特に低温においてKorcek機構が重要な役割を務めるらしいことを示す。しかしγ-KHPのヒドロキシルラジカルとオキシ-ラジカルへの分解が優先する高温では,オキシ-ラジカルの酸化でアセトン,喫酸化炭素とOHラジカルに行く重要な経路が新しく生まれる。この経路は,ネオペンチル+O2の初反応から出発してOHラジカル3分子を放出する。m/z=100に温度依存性が高い反応生成物が認められ,これが2,2-ジメチルプロパンジアールに帰属できるようである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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光化学反応,ラジカル反応  ,  アルカン 

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