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J-GLOBAL ID:201702215681418657   整理番号:17A0319217

コーヒーのジテルペンであるカーウェオールはヒト結腸直腸癌細胞におけるERK1/2,JNKおよびGKS3β依存性トレオニン-286のりん酸化を介してサイクリンD1のプロテアソーム分解を誘導することにより細胞増殖を抑制する【Powered by NICT】

The coffee diterpene kahweol suppresses the cell proliferation by inducing cyclin D1 proteasomal degradation via ERK1/2, JNK and GKS3β-dependent threonine-286 phosphorylation in human colorectal cancer cells
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資料名:
巻: 95  ページ: 142-148  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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コーヒー特異的ジテルペンとしてカーウェオールは抗癌性質を示すことが報告されている。しかし,カーウェオールの抗癌効果の原因となる機構は完全には理解されていない。本研究の主な目的は,細胞増殖とヒト結腸直腸癌細胞における可能な機構に及ぼすカーウェオールの影響を決定することであった。カーウェオールはH CT116,SW480のようなヒト結腸直腸癌細胞株の増殖を著しく阻害した。カーウェオールは,HCT116およびSW480細胞におけるサイクリンD1蛋白質レベルを減少させた。蛋白質レベル,サイクリンD1mRNAレベルとプロモーター活性にコントラストは,カウェオールにより変化しなかった。MG132処理はカーウェオール仲介サイクリンD1ダウンレギュレーションを減弱させ,サイクリンD1の半減期はカーウェオール処理細胞で減少した。カーウェオールは286でサイクリンD1のリン酸化を増加させ,-286のアラニンへの点突然変異はカーウェオールによるサイクリンD1分解を減弱した。LiClによるSP600125またはGSK3βによるPD98059,JNKによるERK1/2の阻害は,カーウェオールによるサイクリンD1リン酸化とダウンレギュレーションを抑制した。さらに,LMBによる核外輸送の阻害は,カーウェオールによるサイクリンD1分解を減弱した。結論として,カーウェオール仲介サイクリンD1分解はヒト結腸直腸癌細胞の増殖の阻害に寄与する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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