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J-GLOBAL ID：201702215822572847   整理番号：17A0045886

局所電気双極子モーメント:一般化されたアプローチ

Local electric dipole moments: A generalized approach

著者 (2件)： Gross Lynn (Department of Chemistry, Institute for Inorganic and Applied Chemistry, University of Hamburg, Martin-Luther-King-Platz 6, Hamburg, 20146, Germany) ,  Herrmann Carmen (Department of Chemistry, Institute for Inorganic and Applied Chemistry, University of Hamburg, Martin-Luther-King-Platz 6, Hamburg, 20146, Germany)
資料名： Journal of Computational Chemistry  (Journal of Computational Chemistry)
巻： 37  号： 25  ページ： 2260-2265  発行年： 2016年09月30日 
JST資料番号： C0111B  ISSN： 0192-8651  CODEN： JCCHDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子系または超分子系のフラグメントの局所電気双極子モーメントを計算するためのアプローチを与えた。これは,ナノエレクトロニクスにおける化学ゲーティングおよび溶媒効果,原子間力顕微鏡法,および赤外分光法における強度を理解する上で重要である。ほとんどのフラグメントのゼロでない部分電荷のために,「ナイーブに」規定された局所双極子モーメントは原点依存である。Baderの分子中原子(AIM)分割に基づく以前の研究からインスピレーションを得て,内部基準点に頼ることによって原点独立性を達成するフラグメント双極子モーメントの定義を導出した。既存の手法のように結合臨界点(BCP)の代わりに,できるだけ少ない参照点を用いた。これらは,系のフラグメントと残りの部分の間に位置し,化学的直感に基づいて選択することができる。これにより,計算効率上の理由から,臨界間距離が大きいためにBCPが見つからない場合,およびBCPを与えないAIM以外の局所分割スキームで臨界点の計算を迂回するAIM実装で使用することができる。それは,共有結合系および非共有結合系の両方に適用可能である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *分子系 ,  *超分子 ,  フラグメント ,  *双極子モーメント ,  *電気モーメント ,  電気双極子 ,  電荷 ,  密度汎関数法 ,  共有結合 ,  化学結合
準シソーラス用語： *電気双極子モーメント ,  Bader理論 ,  AIM法 ,  非共有結合

著者キーワード (5件)： atoms in molecules ,  dipole moment ,  molecules on surfaces ,  local properties ,  density functional theory

分類 (2件)： 分子の電気的・磁気的性質  (BH05032U) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (1件)： 電気双極子モーメント