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J-GLOBAL ID:201702215896223219   整理番号:17A0408250

ジャガイモ茎と天然アタパルガイトから調製した粘土バイオチャー複合材料による水溶液からのノルフロキサシンの除去【Powered by NICT】

Removal of Norfloxacin from aqueous solution by clay-biochar composite prepared from potato stem and natural attapulgite
著者 (6件):
資料名:
巻: 514  ページ: 126-136  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,水溶液からのノルフロキサシンの除去効率を強化するためにジャガイモ茎と天然アタパルガイトを持つ新しい低コスト粘土-バイオチャー(APB)複合材料を用いることの実現可能性を決定することであった。少量天然アタパルガイトの重量比1:5を持つバイオマスに負荷し,マッフル炉中で500°Cで6時間熱分解した。バイオ炭試料を,フーリエ変換赤外(FTIR),X線回折(XRD),Brunauer-Emmett-Teller(BET)及び走査電子顕微鏡(SEM)によって特性化した。特性化実験により,粘土-バイオチャー表面は,アタパルガイト粒子で覆われていることを示唆した。バッチ収着実験は,NORは最大吸着容量5.24mg/g,元のバイオチャー(PB)よりも約1.68倍高いと強く粘土-バイオチャーに吸着されることを示した。NORの吸着データはLangmuirおよびFreundlichモデルによって解析し,良好な相関はLangmuir等温式で達成された。吸着プロセスの動力学データは,擬二次モデルに従うことを示した。粘土-バイオチャー複合材料に関する熱力学的研究の結果は,吸着が自発的で吸熱性であることを明らかにした。元のバイオチャーと比較して,炭素表面上のアタパルガイト粒子は収着サイトとして作用し,静電相互作用を介してNORと結合していたためであろう。A PBは,スパイクした試料に対応して水道水と黄河試料中のNORの除去に成功裡に適用した。A PBは数回の繰り返しで再生可能であることを示した。これらの結果は,アタパルジャイト修飾バイオチャーは,NORで汚染された水環境の修復のための環境に優しいコスト効率の良い吸着剤としての可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  土壌鉱物  ,  炭素とその化合物 

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