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J-GLOBAL ID:201702216036494428   整理番号:17A0500226

酸性と中性の有機リン試薬によって形成される錯体の構造研究

Structural study of complexes formed by acidic and neutral organophosphorus reagents
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1194-1206  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3価4fオン,Ln=La3+,Dy3+,及びLu3+の中性と酸性の有機りん試薬の単独と組み合わせの両方での配位が,X線吸収分光法によって調べられた。これらの研究は,これらのカチオンと配位子,即ちトリ-n-ブチルリン酸(TBP)とジ-n-ブチルリン酸(HDBP)の間の原子間相互作用についてのこれらの情報が,工業スケールで現在利用されている化学分離プロセスに対して実用的に重要なメトリック情報を提供する。従来の研究は,配位子の混合物を取り込む錯体の存在を示唆し,抽出相乗性を説明する。水相の酸性度と抽出剤の濃度と組み合わせの系統的な変動を通して,筆者らは,すべての比率でのTBP:HDBP,又は,HDBP単独とLnとの錯体が,6酸素原子を取り込む直接のLn-O相互作用とLnイオン当たり平均で3~5のりん原子を取り込む距離を置いたLn-P相互作用を含むことを見い出した。また,筆者らは,TBP単独によって形成されたLn錯体は,Ln-P相互作用についての測定結果が得られなかったが,有機相中のLnイオンのより低い濃度に起因する低いシグナルに起因して8酸素配位に有利であることが見出された。筆者らの研究は,Ln-TBP-HDBPの混合錯体の存在を支持しないが,むしろ,ランタニドが,Ln-HDBP錯体,又はLn-TBP錯体のいずれかとして抽出され,これらの錯体が,抽出系の条件に依存して種々の比で存在することを示唆する。この基礎的な構造情報は,使用済み核燃料からの分離と放射性物質の廃棄に起因する問題に特に重要な溶媒抽出過程についての知見をもたらす。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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第3族元素の錯体  ,  抽出 
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