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J-GLOBAL ID：201702216136413718   整理番号：17A0526907

ポリ(フェロセニルシラン)ポリ(イオン液体)由来の酸化還元応答性多孔質膜のナノ構造変化を明らかにするシンクロトロンSAXSおよびインピーダンス分光法

Synchrotron SAXS and Impedance Spectroscopy Unveil Nanostructure Variations in Redox-Responsive Porous Membranes from Poly(ferrocenylsilane) Poly(ionic liquid)s

著者 (8件)： FOLKERTSMA Laura (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  ZHANG Kaihuan (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  CZAKKEL Orsolya (Insitut Laue Langevin, Grenoble, FRA) ,  DE BOER Hans L. (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  HEMPENIUS Mark A. (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  VAN DEN BERG Albert (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  ODIJK Mathieu (Univ. Twente, Enschede, NLD) ,  VANCSO G. Julius (Univ. Twente, Enschede, NLD)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 1  ページ： 296-302  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化還元応答性ポリフェロセニルシラン(PFS)系ポリイオン液体およびポリアクリル酸(PAA)から,NH₃塩基処理を用いた静電相互作用による高分子錯体形成プロセスで調製した多孔質膜について解説した。この多孔質膜は,酸化および還元の際に,より開放した細孔構造とより閉鎖した細孔構造との間で可逆的スィッチングを示した。PFSマトリックスに由来する多孔質構造および酸化還元挙動を,電気化学インピーダンス分光法と組み合わせた放射光を用いた小角X線散乱によって検討した。高分子主鎖中のフェロセンの酸化還元状態に応じて,多孔質膜の細孔径の等価半径(または相関長)値の約30%の変動により,より「開放」と「閉鎖」の間で変化する細孔モルフォロジーを確認した。

シソーラス用語： *ポリフェロセニルシラン ,  *イオン液体 ,  酸化還元高分子 ,  酸化還元反応 ,  *多孔性 ,  多孔質体 ,  ナノ構造 ,  シンクロトロン放射 ,  小角X線散乱 ,  インピーダンススペクトル ,  電気化学インピーダンス ,  高分子膜 ,  ポリアクリル酸 ,  ポリビニルイミダゾール ,  セルララバー ,  発泡プラスチック ,  高分子錯体 ,  スイッチング ,  フェロセン ,  フェロセン誘導体 ,  導電性高分子 ,  電気化学反応 ,  基準電極 ,  膜分離 ,  相関長 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  細孔構造 ,  細孔径
準シソーラス用語： SAXS【散乱】 ,  インピーダンス分光法

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  高分子の反応一般  (CG03001G)

物質索引 (1件)： 1-ビニルイミダゾール

タイトルに関連する用語 (8件)： イオン液体 ,  酸化還元 ,  応答性 ,  多孔質膜 ,  ナノ構造 ,  シンクロトロン ,  SAXS ,  インピーダンス分光法