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J-GLOBAL ID：201702216141400267   整理番号：17A0237877

量子ロッド-ルシフェラーゼナノ複合体における生物発光共鳴エネルギー移動を探索する

Probing Bioluminescence Resonance Energy Transfer in Quantum Rod-Luciferase Nanoconjugates

著者 (7件)： ALAM Rabeka (Syracuse Univ., New York, USA) ,  KARAM Liliana M. (Syracuse Univ., New York, USA) ,  DOANE Tennyson L. (Syracuse Univ., New York, USA) ,  COOPERSMITH Kaitlin (Syracuse Univ., New York, USA) ,  FONTAINE Danielle M. (Connecticut Coll., Connecticut, USA) ,  BRANCHINI Bruce R. (Connecticut Coll., Connecticut, USA) ,  MAYE Mathew M. (Syracuse Univ., New York, USA)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 10  号： 2  ページ： 1969-1977  発行年： 2016年02月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホタルルシフェラーゼとrod-in-rod構造を有する量子ロッドで構成される生物ルミネセンス複合体の発光高効率化に関する報告を行った。精密合成系により,異なる3つのアスペクト比と2つの発光色を有するセレン化カドミウム(CdSe)および硫化カドミウム(CdS)量子ロッドを合成した。これらの量子ロッドを用いて蛍光色が異なる3種のルシフェラーゼ(赤色,緑色および青色)との組合せによる複合体を形成させ,その生物発光共鳴エネルギー移動を指標として,優れた発光効率条件を検討した。その結果,量子ロッド表面構造の欠陥がルシフェラーゼの量子ロッドへの結合に影響すること,これにより個々の量子ロッドがルシフェラーゼとの異なる結合部位を有することが示された。さらに,量子ロッドへのルシフェラーゼ結合量が少ない場合に,発光効率が高く,また発光色の赤方偏移が最も大きくなることも確認された。

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  *ルシフェラーゼ ,  生物ルミネセンス ,  *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  ナノ複合材料 ,  化学合成 ,  発光分析 ,  アスペクト比 ,  発光 ,  量子ドット ,  セレン化カドミウム ,  硫化カドミウム ,  エネルギー ,  結合部位 ,  依存性 ,  赤方偏移 ,  色 ,  表面欠陥
準シソーラス用語： *BRET ,  *ホタルルシフェラーゼ ,  位置依存性 ,  異方性エネルギー ,  発光色 ,  *量子ロッド

分類 (3件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I) ,  生物物理学一般  (EA02020O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 量子ロッド ,  ルシフェラーゼ ,  ナノ複合体 ,  生物発光共鳴エネルギー移動 ,  探索