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J-GLOBAL ID：201702218247065795   整理番号：17A0664137

2成分系ポリウレタン塗料用マルチアーム星型ヒドロキシル末端ポリエステルの合成と性質

Synthesis and properties of multiarm star hydroxyl-terminated polyesters for two-component polyurethane coatings

著者 (4件)： HUANG Shan (South China Univ. Technol., Guangdong, CHN) ,  XIAO Juan (South China Univ. Technol., Guangdong, CHN) ,  ZHU Yan’an (Carpoly Chemical Group Co., Ltd., Guangdong, CHN) ,  QU Jinqing (South China Univ. Technol., Guangdong, CHN)
資料名： Journal of Coatings Technology and Research  (Journal of Coatings Technology and Research)
巻： 14  号： 3  ページ： 505-516  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0021C  ISSN： 1547-0091  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 揮発性有機化合物に関する法規制から,これからの塗料は高い固形分を有する溶剤フリー材が主流となる。一方,ヒドロキシル樹脂を使用する2成分ポリウレタン(2K-PU)は優れた物理的,化学的特性から様々な分野に用いられる。しかし,ヒドロキシル樹脂はその高い粘度のため,固形分濃度(HSC)では使用できない。そこで本研究では,この解決のため,コア分子としてジ-トリメチロールプロパン,AB2型モノマとして2,2-ジメチロールプロピオン酸などを用いた「ワンポット」法により,一連の多アーム星型ヒドロキシル末端ポリエステル(MHP)を合成し,ポリエステルの粘度および2K-PU被膜の硬度に及ぼす種々のモノカルボン酸の影響を調べた。その結果,ラウリン酸から調製されたMHPがより高いフィルム硬度,より低い粘度を示すことが分かった。MHPは,100%固形分で3304~9060mPasの範囲でより低い粘度を示し,同様の分子量の線状ポリマと比較してより低い固有粘度を有していた。MHPの硬化膜は,優れた耐衝撃性,接着性,柔軟性および高い硬度を示し,280°Cで5%の重量損失で,良好な熱安定性を示した。などの知見を得た。

シソーラス用語： 二成分系 ,  *ポリウレタン塗料 ,  *超分枝重合体 ,  ヒドロキシ基 ,  *ポリエステル ,  架橋重合 ,  カルボン酸 ,  *ワンポット合成 ,  粘度 ,  塗膜 ,  硬度 ,  *機械的性質 ,  衝撃強さ ,  付着強さ ,  柔軟性 ,  赤外吸収スペクトル ,  陽子磁気共鳴 ,  示差熱重量分析 ,  分子量 ,  *分子構造 ,  脂肪酸
準シソーラス用語： 1H-NMR ,  マルチアーム星型 ,  耐衝撃性

分類 (3件)： 塗料の製造  (YJ03050X) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (4件)： 2,2-ジメチロールプロピオン酸 ,  ε-カプロラクトン ,  ジトリメチロールプロパン ,  ラウリン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 2成分系 ,  ポリウレタン塗料 ,  マルチ ,  ヒドロキシル末端 ,  ポリエステル ,  性質