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J-GLOBAL ID:201702219420694428   整理番号:17A0716504

アルケニルカルボン酸:溶媒添加剤としての高分子-高分子太陽電池におけるナノ形態の制御

Alkenyl Carboxylic Acid: Engineering the Nanomorphology in Polymer-Polymer Solar Cells as Solvent Additive
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 15  ページ: 13396-13405  発行年: 2017年04月19日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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共役有機材料で作られた溶液処理薄膜太陽電池は,再生可能エネルギー生成で有望とされる。特に,溶液処理バルクヘテロ結合(BHJ)高分子-高分子(完全高分子)太陽電池は,高分子/フラーレン系の有望な代替えとなることが実証されているが,最適化PCE(電力変換効率)は,十分ではない。そこで,処理添加材を加えて,膜形状を最適化することで,デバイスの性能を最適化することが注目されている。現在,完全高分子で広く使用される添加剤は,DIO(1,8-ジヨードオクタン)であるが,DIOと高分子受容体との相互作用が,DIOとフラーレンとの相互作用とは異なることから,最適な添加剤であるとは言えない。本稿では,市販のアルケニルカルボン酸として,トランス-2-ヘキセン酸(CA-6),トランス-2-デセン酸(CA-10),および,9-テトラデカン酸(CA-14)を取り上げ,完全高分子の添加材としての適性について評価した。これらの材料が膜吸収,形状,キャリア生成などにもたらす影響について調査した結果,これら添加剤が,高分子受容体に対して著しい影響をもたらし,膜の相分離をもたらすことが明らかとされた。特に,PTP8を電子ドナーとして使用し,電子受容体としてNDI系高分子P(NDI2HD-T)として使用した際,CA-10を添加剤として使用する電池は,PCEが5.71%に増加し,これは,DIO処理デバイスよりも高い。以上の結果から,無ハロゲン・アルケニルカルボン酸は,持続可能な処理,および,高い性能をもたらし,有機非フラーレン太陽電池の処理添加剤としての有望な候補となることが実証された。
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分類 (1件):
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太陽電池 
物質索引 (6件):
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