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J-GLOBAL ID：201702219427104696   整理番号：17A0006247

茶中の653種のマルチクラス農薬および化学汚染物質の残留物定量のためのハイスループット分析技術,第2部:3つのサンプル調製技術の抽出効率の比較研究

High-Throughput Analytical Techniques for the Determination of the Residues of 653 Multiclass Pesticides and Chemical Pollutants in Tea, Part VII: A GC-MS, GC-MS/MS, and LC-MS/MS Study of the Degradation Profiles of Pesticide Residues in Green Tea

著者 (8件)： CHANG Qiao-Ying (Yanshan Univ., Hebei, CHN) ,  PANG Guo-Fang (Yanshan Univ., Hebei, CHN) ,  PANG Guo-Fang (Chinese Acad. Inspection and Quarantine, Beijing, CHN) ,  FAN Chun-Lin (Chinese Acad. Inspection and Quarantine, Beijing, CHN) ,  CHEN Hui (Chinese Acad. Inspection and Quarantine, Beijing, CHN) ,  YANG Fang (Fujian Entry-Exit Inspection and Quarantine Bureau, Fujian, CHN) ,  LI Jie (Fujian Entry-Exit Inspection and Quarantine Bureau, Fujian, CHN) ,  WEN Bi-Fang (Fujian Chaoda Modern Agriculture Co., Fujian, CHN)
資料名： Journal of AOAC International  (Journal of AOAC International)
巻： 99  号： 6  ページ： 1619-1627  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： C0268A  ISSN： 1060-3271  CODEN： JAINEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 茶中の多成分農薬や化学汚染物質の抽出効率を3段階で3つの方法で検討した。方法1は,Pangらの手法で,アセトニトリル中の1%酢酸で抽出し,Cleanert TPT SPEカートリッジで浄化した。方法2はQuEChERSアプローチで,ターゲットは黒鉛化カーボンと一級,二級アミン(PSA)吸着剤で分散し浄化した。方法3は,茶を水和させた後にアセトニトリルで塩析により抽出し,方法1のものと同一の浄化手順を用いる,固形試料に対する水和の比較的一般的な方法を採用した。3つの段階は,2段階の各種の茶への201種の農薬や化学汚染物質の添加回収テストと,年数を経た茶試料の201種の農薬や化学汚染物質の含有量の分析に関する第3段階からなる。段階IおよびIIでの回収率は,農薬では91.4%,化学汚染物質では70~110%の範囲内にあり,93.2%の農薬および化学汚染物質がRSD<15%であり,緑茶かウーロン茶かGC/MSかGC/MS/MSかを問わず,方法1と方法2で著しい差は認められなかった。色素除去に関しては,方法1は方法2より優れていたが,操作の容易さでは方法2が1より勝っていた。しかし,方法3は,70%未満という比較的低い回収率を示し,多種農薬の測定には適用できないことが証明された。第III段階で,緑茶とウーロン茶の165日齢サンプルの抽出効率について,方法1と方法2を比較した結果,これら試料中の農薬および化学汚染物質の94%が方法1で回収され,方法2よりも10%以上(平均30~50%高い)で回収された。その理由は,方法1(高速ホモジナイジング)が方法2(ボルテックスおよび振動)よりも良好な抽出効率を有する可能性が考えられる。茶中の多種農薬および化学汚染物質分析のための試料調製技術として方法1を選択した。

シソーラス用語： *茶 ,  *農薬 ,  残留物 ,  *計測 ,  *定量分析 ,  回収率 ,  緑茶 ,  ウーロン茶 ,  効率 ,  食品汚染 ,  食品衛生 ,  GC-MS分析 ,  タンデム質量分析
準シソーラス用語： *化学汚染物質 ,  *ハイスループット法 ,  添加回収率 ,  抽出効率 ,  GC-MS/MS

分類 (3件)： 農薬  (SB05030L) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

タイトルに関連する用語 (12件)： 茶 ,  マルチ ,  クラス ,  農薬 ,  化学汚染物質 ,  残留物 ,  定量 ,  ハイスループット ,  分析技術 ,  サンプル調製 ,  抽出効率 ,  研究