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J-GLOBAL ID:201702219711309383   整理番号:17A0845416

ポーランドで栽培したサスカトゥーンベリー(Amelanchier alnifolia Nutt.)遺伝子型のフィトケミカル組成と抗酸化能

Phytochemical Composition and Antioxidant Capacity of Seven Saskatoon Berry (Amelanchier alnifolia Nutt.) Genotypes Grown in Poland
著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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2016年にポーランドで栽培したポーランドの新しい3育種クローンの果物(No.5/6,タイプS,タイプN)とカナダの4品種(cvs.)(“Martin”,“Smoky”,“Pembina”,“Honeywood”)の基本化学組成,生理活性化合物,抗酸化能を検討した。果物のトリテルペノイド,カロテノイド,クロロフィル,ポリフェノール含量を超高速液体クロマトグラフィーフォトダイオードアレイ検出器-四極子/飛行時間質量分析(UPLC-PDA-Q/TOF-MS)法で,糖類を高速液体クロマトグラフィー-蒸発光散乱検出器(HPLC-ELSD)法で,抗酸化能をフリーラジカル還元能(ABTS)と第二鉄血漿還元能(FRAP)法で分析した。28のポリフェノール化合物(4つのアントシアニン,9のフェノール酸類,9つのフラボノール類,7つのフラバン-3-オール類),4つのカロテノイド,2つのクロロフィル,3つのテルペノイドを含む38の生理活性化合物を果物中で同定した。検討したサスカトゥーンベリー遺伝子型はフェノール化合物(3773.94~6390.36mg/100g乾物量),トリテルペノイド(66.55~91.31mg/kg乾物量),カロテノイド(478.62~561.57mg/kg乾物量)を豊富に含み,高いABTSおよびFRAP能(それぞれ10.38~34.49,9.66~25.34mmol Trolox/100g乾物量)を示すことが分かった。またこれら遺伝子型のベリー類は糖類(9.02~19.69g/100g),ペクチン(0.67%~1.33%),灰分(0.59%~0.67%)の優れた供給源であると考えられた。サスカトゥーンベリーの遺伝子型の中で,特にクローンタイプS,タイプN,cvs.“Honeywood”,“Smoky”はヒトの健康増進栄養効果が高い果物を生産する商業栽培の潜在用途に選ばれると考えられる。新しい機能性材料を提供する3つの新しい遺伝子型を果物栽培農家に推奨できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  果樹 

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