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J-GLOBAL ID:201702219802727811   整理番号:17A0695717

異なるNとP状態下のシアノバクテリア中のaccD遺伝子調節のための脂質生産と分子動力学シミュレーション

Lipid production and molecular dynamics simulation for regulation of accD gene in cyanobacteria under different N and P regimes
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巻: 10  号: Apr  ページ: 10:94 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(バックグラウンド)異なる栄養素欠乏状態下で増殖したいくつかのバイオ燃料応用をもつ自然脂質のよいソースを与える。アセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子の発現はこのようなストレス下の脂質生産増強をもたらす機構に対するよい洞察を与える。本稿では,2栄養素,すなわち窒素とリンを変化させ,選択したシアノバクテリア中の脂質生産性に対するその影響を見,分子動力学シミュレーションによりACCアーゼとの相関を調べた。(結果)選択したシアノバクテリア,すなわちOscillatoria sp.(SP8),Anabaena sp.(SP12),Anabaena sp.(SP13),Microcoleus sp.(SP18),およびNostoc sp.(SP20)は脂質蓄積の変化があり,それらはAnabaena sp.(SP13)の最低0.13%からMicrocoleus sp.(SP18)の最高7.24%にわたっていた。Microcoleus sp.(SP18)もN(6mMNaNO3)とP(0.20mMK2HPO4)制限状態の両方で最高の脂質蓄積を記録した。accDの全発現はOscillatoria sp.とMicrocoleus sp.(SP18)の両方で全窒素蓄積がアップレギュレーションされたが,リンストレス条件下では正と負誘導の両方により調節された。最大誘導は0.20mMK2HPO4におけるMicrocoleus sp.(SP18)で観察された。SP8蛋白質(21.8kDa)の得た3D構造は6αヘリックスをもち,一方,SP18蛋白質(16.7kDa)は4αヘリックスと4βシート構造を示した。ラマチャンドランプロット分析で観察されたアミノ酸残基のphi(Φ)/psi(ψ)角度はSP8とSP18の両蛋白質で90%アミノ酸以上の安定性を示した。また,分子動力学シミュレーション結果により,配位子結合蛋白質複合体の安定性を示した。(結論)シアノバクテリア分離株は栄養素制限により異なって影響され,それらの脂質生産性に変化をもたらす。同じようにaccDの遺伝子発現は生物よりも栄養素濃度により影響された。しかし,配位子結合蛋白質複合体はMDシミュレーションをとおして安定であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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