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J-GLOBAL ID：201702220305555785   整理番号：17A0492130

LaドープUO₂中の5価ウランの化学結合特性

Characteristics of chemical bonding of pentavalent uranium in La-doped UO₂

著者 (5件)： Butorin Sergei M. (Molecular and Condensed Matter Physics, Department of Physics and Astronomy, Uppsala University, P.O. Box 516, SE-751 20 Uppsala, Sweden. [e-mail]) ,  Kvashnina Kristina O. ,  Prieur Damien ,  Rivenet Murielle ,  Martin Philippe M.
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 53  号： 1  ページ： 115-118  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： U₃d_3/2(M4)吸収端での高エネルギー分解能蛍光検出(HERFD)モードのX線吸収分光法(XAS)を用いて,UO₂中のUの電子構造に及ぼすLaドーピングの影響を研究した。HERFD-XASラインのコアホール寿命広がりの大幅な減少と明確な化学シフトから,Laドーピングの結果としてのU(V)形成が確認された。M4 HERFD-XASスペクトルにおけるU(V)の孤立した寄与は,U 5f-O 2pハイブリダイゼーションに起因する電荷移動サテライトを提示している。Anderson不純物モデル(AIM)の枠組みによる実験データの分析はMott-Hubbardシステムである非ドープUO₂と比較してUO₂のU(V)サブシステムにおける化学結合に対する共有結合の特性及び程度の目立った変化を示している。この結果は,X線光電子および光吸収データのAIM計算によっても裏付けられている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ランタン ,  *ドーピング ,  多価イオン ,  *酸化ウラン ,  蛍光 ,  光検出 ,  X線吸収分光法 ,  ウラン ,  *共有結合 ,  分子間相互作用 ,  密度汎関数法 ,  空格子点 ,  酸素 ,  Hubbard模型 ,  Mott転移 ,  絶縁体
準シソーラス用語： 二酸化ウラン ,  蛍光検出 ,  AIM法 ,  酸素空孔 ,  Mott-Hubbard絶縁体

分類 (2件)： 金属-絶縁体転移  (BM02110T) ,  核燃料の基礎的性質  (MD08020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： La ,  ドープ ,  UO2 ,  ウラン ,  化学結合