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J-GLOBAL ID:201702220345551829   整理番号:17A0598236

新規ジシアノビニルフェニルアセチレンに基づくシアン化物検出用ターンオン蛍光センサ

Turn-on fluorescent sensor for the detection of cyanide based on a novel dicyanovinyl phenylacetylene
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号: 10  ページ: 4058-4064  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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SonogashiraカップリングとKnoevenagel反応により,ジシアノビニル基(3)を含む新規なフェニルアセチレン誘導体を合成することに成功した。化合物3を,水溶液中のシアン化物イオンの検出のための高度に選択的かつ感度の良いターンオン蛍光センサーとして使用することができた。シアン化物イオンを添加すると,化合物3は黄色から無色に変化し,これは肉眼で容易に観察できた。加えて,黒色光(365nm)照明下での青色蛍光発光が増加した。蛍光強度の測定値を用いて,シアン化物濃度の定量分析の線形ダイナミックレンジは,0~80μMであり,0.68μMの検出限界を測定した。これは,飲料水における世界保健機構(WHO)によって推奨された1.9μM限界以下であった。1H-NMR滴定により,蛍光ターンオン信号がジシアノビニル炭素のβ位へのシアン化物イオンの求核付加の結果であることを確認した。シアン化物イオンの添加により,蛍光性フェニルアセチレン単位と強い電子求引性ジシアノビニル基との間のπ共役を破壊し,したがって,非放射性分子内電荷移動(ICT)プロセスを阻害した。水およびタピオカデンプンを添加した試料中のシアン化物の測定のための化合物3の適用は満足のいく結果を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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無機化合物の電気分析  ,  有機化合物のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (3件):
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