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J-GLOBAL ID：201702220803536111   整理番号：17A0654240

動的ブレークスルー実験による理想頁岩のCO₂貯留と流動容量の測定

CO₂ Storage and Flow Capacity Measurements on Idealized Shales from Dynamic Breakthrough Experiments

著者 (6件)： ALJAMAAN Hamza (Stanford Univ., California, USA) ,  HOLMES Randall (Stanford Univ., California, USA) ,  VISHAL Vikram (Indian Inst. Technol. Bombay, Mumbai, IND) ,  HAGHPANAH Reza (Dow Corning Corp., Michigan, USA) ,  WILCOX Jennifer (Colorado School of Mines, Colorado, USA) ,  KOVSCEK Anthony R. (Stanford Univ., California, USA)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 31  号： 2  ページ： 1193-1207  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の頁岩鉱物がCO₂の流動と貯留性に及ぼす寄与を明らかにするために特注設計システムを用いて理想頁岩試料の動的カラムブレークスルー測定を行った。全有機炭素(TOC),イライト,シリカの混合組成を変えた粉砕試料を作った。これをカラム中で650°Cに加熱し,He搬送でCO₂を貫通流入し,カラム前後の圧力変化から透過率を調べ,排出ガスをMS分析しCO₂吸着率を調べた。透過率と吸着率はTOCとイライト含有量の増加と共に高くなった。それはケロジェンの複合多孔性構造と粘土鉱物の中間層特性により表面積と細孔容積比が高くなるためである。細孔容積の増加にはTOC含有量の影響が非常に大きい。頁岩へのCO₂の吸着量は,TOCとイライトの含有量によるが,CH₄の4~12倍あることがわかった。理想組成試料を対象とすることで,鉱物の不均一性を排除し,頁岩の有機と無機の吸着成分の役割を明確に比較することができた。

シソーラス用語： *頁岩 ,  鉱物組成 ,  *シェールガス ,  気体流 ,  *二酸化炭素貯留 ,  坑井障害 ,  TOC【炭素】 ,  イライト ,  二酸化ケイ素 ,  依存性 ,  透過率 ,  吸着 ,  含有量 ,  ケロジェン ,  多孔性 ,  粘土鉱物 ,  層 ,  表面積 ,  体積 ,  細孔
準シソーラス用語： ブレークスルー【採油】 ,  含有量依存性 ,  吸着率 ,  細孔容積 ,  組成依存性 ,  中間層

分類 (1件)： 採油,採ガス一般  (UA10010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： ブレークスルー ,  実験 ,  頁岩 ,  CO2貯留 ,  流動