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J-GLOBAL ID:201702220865983790   整理番号:17A0089356

トウモロコシにおけるカルシニューリンB様(CBL)遺伝子ファミリーの特性解析とアブシジン酸と非生物的ストレス処理下でのZmCBL9遺伝子の機能解析

Characterization of the calcineurin B-Like (CBL) gene family in maize and functional analysis of ZmCBL9 under abscisic acid and abiotic stress treatments
著者 (11件):
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巻: 253  ページ: 118-129  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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植物において,カルシニューリンB様蛋白質(CBL)は,特異的なCBL相互作用蛋白質キナーゼ(CIPK)との相互作用によって,様々な非生物的ストレスに対する応答におけるカルシウムシグナル伝達を調節する重要な役割を果たす。しかし,トウモロコシのCBL遺伝子ファミリーメンバーの同一性と機能はほとんどわかっていない。本研究では,トウモロコシゲノムから12のCBL遺伝子を同定した。すべてのCBL蛋白質は,EFハンドドメインを保存し,半分はミリストイル化モチーフを有する。また,塩分,脱水,グルコースやアブシジン酸(ABA)処理によって誘導できるCBL遺伝子のひとつであるZmCBL9の機能を解析した。ZmCBL9の過剰発現によって,ArabidopsisにおけるABA,グルコース,塩分や浸透圧ストレスに対する抵抗性または耐性を増強し,ABAと非生物的ストレスに応答するArabidopsisのcbl9突然変異体の過敏性表現型を補完した。ZmCBL9遺伝子は,ABAシグナル伝達,生合成と異化経路における遺伝子の発現を負に調節する。さらに,ZmCBL9蛋白質は,8つのトウモロコシCIPKと相互作用することが見出され,これらのZmCIPK遺伝子は,塩分,脱水,グルコース,低カリウムやABAなどの異なるストレス処理によって上方調節された。これらの結果から,ZmCBL9蛋白質は,様々のZmCIPKと相互作用して,植物における非生物的ストレスとABA応答シグナル伝達を調節することが示唆された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現 
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