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J-GLOBAL ID：201702220921786477   整理番号：17A0740310

失われゆく原子力発電の正当性と将来性 No.1 原子力発電のビジネスとしての危険性(前編)

著者 (1件)： 佐藤暁
資料名： 科学  (Science Journal Kagaku)
巻： 87  号： 7  ページ： 0618-0625  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： F0094A  ISSN： 0022-7625  CODEN： KAGTA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本連載記事では,原子力発電の歴史を過去から辿り直し,その正当性の根拠として主張されていた原子力の特徴が今日もなお有効であるかを再検証し,発電技術としての将来性を検討する。本稿では,原子力発電をビジネスの観点から考察した。原子力発電で巨万の富を築いた実業家は存在せず,原子力発電はビジネスとしてはかなり経営が難しいと思われる。まず,米国における原子力エネルギーの最新事情を紹介した。次に,核燃料を供給する「フロントエンド」のビジネスに関連して,ウランの供給と濃縮を論じた。続いて,原子力ルネサンスと題して,チェルノブイリ原発事故以後の米国の原子力発電事業の経営の大きな改善について論じた。

シソーラス用語： *原子力発電 ,  価値観 ,  未来 ,  *事業 ,  リスク ,  原子力エネルギー ,  *経営管理
準シソーラス用語： 将来性 ,  正当性【哲学】

分類 (1件)： 原子力一般  (MA01010E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 原子力発電 ,  正当性 ,  将来 ,  NO ,  ビジネス ,  危険性