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J-GLOBAL ID:201702220962508093   整理番号:17A0740120

光安定性は分子パッキングを大きく調節できる

Photostability Can Be Significantly Modulated by Molecular Packing in Glasses
著者 (4件):
資料名:
巻: 138  号: 35  ページ: 11282-11289  発行年: 2016年09月07日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蒸着速度や基板温度の制御により,従来の液冷ガラスに比べ,高い密度と速度論的安定性(一定速度での加熱により安定なガラス様パッキング状態を高温まで維持できる)を持つガラスが得られている。著者らは物理的蒸着が有機ガラスの光安定性を改良することをアゾベンゼン誘導体のDisperse Orange 37(DO37:3-[4-[2,6-ジクロロ-4-ニトロフェニル)アゾ]-N-エチルアニリノ]プロピオニトリル)で調べた。基板温度をガラス転移温度(Tg=296K)の0.88倍である260Kにセットして物理的蒸着し(基板:シリコヌエハ;蒸着速度2Å/s),昇温速度1K/分で加熱すると蒸着膜の密度変化は308Kで急になり320Kで液冷品と同じになり(膜厚増加3.3%),ここから冷却すると過冷却されて液冷品ガラスと同一の経過をとった(膜厚低下2.0%)。532nm光を照射し,光安定性をシート密度変化と分子配向変化(複屈折率変化)で調べた。光安定時間は液冷品に比べ50倍に延長された。ガラスの調製と光異性化反応を粗視化モデルで解析し,ガラス密度と光安定性の温度依存変化は同一パターンをとることを認めた。
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分類 (3件):
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芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物  ,  転位反応,異性化  ,  熱物性一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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