文献
J-GLOBAL ID:201702221122994576   整理番号:17A0377163

免疫吸着療法に対する拡張型心筋症患者の応答に対応した心内膜心筋プロテオミクスシグネチャ【Powered by NICT】

Endomyocardial proteomic signature corresponding to the response of patients with dilated cardiomyopathy to immunoadsorption therapy
著者 (18件):
資料名:
巻: 150  ページ: 121-129  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
拡張型心筋症(DCM)は,低下した左室駆出率(LVEF)と心筋の疾患である。心臓自己抗体(AAb)はD CMの発生と進行に重要な役割を果たしている。免疫吸着(IA/IgG)を用いたAAbの除去は心機能を改善するための治療オプションとして示されている。しかし,治療に対する反応は患者間で有意に異なっていた。この変動性の理由は完全には理解されていない。従来,潜在的バイオマーカーは,治療後の心機能の改善を予測する正確に得られていない。ショットガンプロテオーム研究は治療開始前IA/IgG(応答者)と改善しなかった(不応答者)後のLVEFを改善した患者の間の心内膜心筋プロテオームの違いを明らかにすることを目的とした。比較分析は炭水化物と脂質代謝,エネルギーおよび免疫調節,心臓保護に限定されていたことを54の差次的に豊富な蛋白質を明らかにした。種々の機能的カテゴリーを代表する選択された蛋白質は,多重反応モニタリング(MRM)によって確認した。それらの中で,蛋白質S100A8,ペリリピン,キニノーゲンは分化応答者と非応答者の最もロバストな候補が見出された。これらの蛋白質の受信者動作特性曲線(ROC)解析はIA/IgG療法後の心臓改善の予測のための分類器として開発される高感度と特異性を持つ蛋白質S100A8(AUC 0.92)の最も高い可能性を明らかにした。免疫吸着療法前リスポンダーと非リスポンダーDCM患者の心筋プロテオームの差異を評価し,エネルギーと脂質代謝,免疫系,および心臓保護に関与する特異的に豊富な多くの蛋白質を同定した。MRMは,結果の検証のために使用した。蛋白質S100A8,ペリリピン,キニノーゲンは最大の差を示すことが分かった。結果は免疫吸着療法治療患者を層別化する助けとなるかもしれないことを血しょう中の蛋白質バイオマーカー候補をスクリーニングするための更なる研究のために鉛を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能 

前のページに戻る