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J-GLOBAL ID:201702221347841583   整理番号:17A0478604

パナマ運河と共存共栄を狙う港湾(その2)~バルボア港(太平洋)とコロン港(大西洋カリブ海)~

著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 204-208  発行年: 2017年03月25日 
JST資料番号: S0426A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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パナマ運河を南北に挟む形で二つの港湾(コロン港,バルボア港)が立地する。両港は,コンテナ取扱量の世界ランキングでは43位,44位を占めている。両港では,第3閘門の開通により,さらにハブ港湾としての成長を見込んで投資を進めている。本文では両港の現況と投資状況を述べる。パナマ運河の大西洋カリブ海側にはコロン港とクリストバル港の2港が立地する。コロン港はラテンアメリカ大陸最大のコンテナ港湾である。コロン港は,マンサニージョ国際コンテナターミナル(MIT)とエバーグリーングループのコロンコンテナターミナル(CCT)のふたつのコンテナターミナルが立地している。MITはパナマ運河の拡張を睨んで積極的な設備投資を続け,2015年には自動化荷役設備を供用している。MITは,米国の総合国際物流企業Carrix社とパナマ企業との合弁会社である。バルボア港にはPanama Ports Co.(PPC)が経営するコンテナターミナルとPSAが経営するコンテナターミナルがある。PPCは,香港に拠点を置くハチソンポアグループが100%出資するコンテナターミナル運営会社である。パナマ運河の通航制限の特徴として,パナマ運河のマスト高さの制約ばかりではなく,ガツン湖の水位の低下により通航船舶の吃水制限がかかることがある。吃水調整のため,船舶の積載コンテナを減らして鉄道輸送に切り替えるケースが発生する。
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分類 (2件):
分類
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港湾施設,港湾工事  ,  運河 
引用文献 (3件):
  • Takahashi, K., Urabe, S., Kasugai, Y., Fukuda, I., 2013. Port Placement Theory in Consideration of Japan's Geographical Characteristics, Internet Journal for the Society for Social Management Systems Vol. 3, SMS13-6034, December 2013
  • 在パナマ日本国大使館HP、パナマ運河の歴史、パナマ運河の現状、パナマ運河拡張計画、 URL: http://www.panama.emb-japan.go.jp/jp/panama-canal/?p=history
  • 小原凡司、中国がいよいよニカラグア運河建設へ米国の裏庭で築く「植民地」、Wedge、2016年7月号、株式会社ウェッジ

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