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J-GLOBAL ID:201702221703808195   整理番号:17A0763735

2,9-ジ(アリール)-1,10-フェナントロリン銅(I)錯体のキャラクタリゼーションと光触媒挙動

Characterization and photocatalytic behavior of 2,9-di(aryl)-1,10-phenanthroline copper(i) complexes
著者 (8件):
資料名:
巻: 46  号: 20  ページ: 6553-6569  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2,9-ジ(アリール)-1,10-フェナントロリン銅(I)錯体の合成,キャラクタリゼーション,光物理学的特性,理論計算,および触媒応用について述べる。具体的には,本研究では2,9-ジ(4-メトキシフェニル)-1,10-フェナントロリン(1),2,9-ジ(4-ヒドロキシフェニル)-1,10-フェナントロリン(2),2,9-ジ(4-メトキシ-3-メチルフェニル)-1,10-フェナントロリン(3),および2,9-ジ(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)-1,10-フェナントロリン(4)を含むジ(アリール)-1,10-フェナントロリン配位子を使用した。([Cu・(1)2]PF6-塩,すなわち[Cu・(1)2]PF6,[Cu・(2)2]PF6,[Cu・(3)2]PF6,および[Cu・(4)2]PF6,のような2:1の配位子対金属錯体を単離し,特徴付けた。単結晶X線分析により,配位子1と2,および錯体[Cu・(1)2]PF6と[Cu・(3)2]PF6の構造を決定した。原子移動ラジカル付加(ATRA)反応においてこれらの銅(I)錯体の光酸化還元触媒活性を調べ,結果は強い波長依存性のかなり効率的な活性を示した。観察された触媒活性をより良く理解するために,光物理的発光および吸収研究,そしてDFT計算も行った。励起波長がLUMO+1またはLUMO+2への励起に適する場合,触媒作用が起こることが明らかになった。逆に,LUMOへの励起は観察可能な触媒作用をもたらさなかった。これらの結果を考慮して,ATRA光酸化還元触媒サイクルの機構を提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  光化学反応 
物質索引 (4件):
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