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J-GLOBAL ID:201702222382519883   整理番号:17A0063212

下痢症候群患者のS状結腸粘膜肥大細胞と腸管症状と精神心理状態との関連性【JST・京大機械翻訳】

Associations of sigmoid colon mucosal mast cells with bowel symptoms and psychological status in patients with irritable bowel syndrome with diarrhea
著者 (10件):
資料名:
巻: 96  号: 30  ページ: 2398-2403  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2298A  ISSN: 0376-2491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:下痢症候群(IBS-D)患者の腸管症状、精神心理状態を調査し、S状結腸粘膜の肥満細胞とその活性化と症状と心理状態との関係を検討する。【方法】2009年7月から2012年6月までの間に,北京医科大学の消化器内科外来で診断されたローマの診断と分類基準に適合したIBS-D患者を対象として,IBSの症状を調査した。心理的状態は,ハミルトンうつ病評価尺度(HAMA)とハミルトンうつ病評価尺度(HAMD)によって評価した。S状結腸粘膜の肥満細胞を,トリプターゼのモノクローナル抗体によって免疫組織化学的染色によって検出し,肥満細胞と活性化肥満細胞を計数し,高倍率視野(HPF)の細胞数を計算し,肥満細胞の活性化パーセンテージを計算した。スピアマン順位相関分析を用いて,相関分析を行った。結果:97例のIBS-D患者を登録し、平均年齢は(44±11)歳であった。その中、70.10(68例)患者は焦慮と(或いは)うつ病を合併した。全患者のS状結腸粘膜の肥満細胞総数の中央値は11.60(7.09)個/HPFであり、活性化した肥満細胞数の中央値は2.00(1.40)個/HPFであり、肥満細胞の活性化パーセンテージの中央値は%(10.90)であった。排便前の腹痛/腹部不快感の「頻度は毎日、中程度~重度」の患者のS状結腸粘膜の肥満細胞の総数は明らかに「 < 1日、軽度」患者より高かった[13.80(4.85)対(7.60)/HPF、P = 0.019]。【結果】排便ととの患者の結腸粘膜における活性化肥満細胞のパーセンテージは,「たまたま-ある」患者よりも有意に高かった[18.75%対(%%対14.50%,P=0.031),21.33%対10.65%,P=0.030]。IBS-D症状の発作時の患者の排便回数とS状結腸粘膜の肥満細胞の活性化パーセンテージは正の相関があった(R=0.221,P =0.030)。焦慮を伴わない患者と比較すると、両者の肥満細胞の総数、活性化肥満細胞のパーセンテージには統計学的有意差が認められなかった(P=0.255、0.315)。HAMA,HAMDスコアとS状結腸粘膜の肥満細胞の総数,活性化肥満細胞のパーセンテージとの間には有意な相関性が認められなかった(すべてP>0.05)。結論:多くのIBS-D患者は焦慮状態を合併し、S状結腸粘膜の肥満細胞数量及びその活性化状態はIBS-D患者の腸管症状と関係があり、精神心理異常は肥満細胞以外の脳-脳血管の機序によりIBSの発生、発展に影響する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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