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J-GLOBAL ID：201702222727412450   整理番号：17A0641969

FeドープIn₂O₃とSnO₂のナノ結晶を用いた希釈磁性酸化物の磁性におけるドーパント酸化状態の役割のプロービング

Probing the Role of Dopant Oxidation State in the Magnetism of Diluted Magnetic Oxides Using Fe-Doped In₂O₃ and SnO₂ Nanocrystals

著者 (6件)： GARNET Natalie S. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  GHODSI Vahid (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  HUTFLUSS Lisa N. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  YIN Penghui (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  HEGDE Manu (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  RADOVANOVIC Pavle V. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 3  ページ： 1918-1927  発行年： 2017年01月26日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FeドープIn₂O₃とSnO₂のナノ結晶のコロイドコーティング薄膜を調製し,これらの薄膜の電子構造および磁化特性を調べた。本両ナノ結晶薄膜中のドーピングFeのほとんど(>90%)が酸化状態3+を示し,両ナノ結晶薄膜の磁気ヒステリシス/飽和磁化は,混合原子価酸化状態(2+,3+)MnドーピングのIn₂O₃とSnO₂ナノ結晶薄膜に比べ,極めて僅少であった。本実験結果は,欠陥固体材料におけ電荷移動強磁性発現機構と整合した。そして,遷移金属ドーパントイオンの電子構造とナノ結晶薄膜中の粒界からの局所拡張欠陥状態の同時制御に基づく非磁性酸化物における強磁性の発現と制御の可能性を示した。

シソーラス用語： *酸化インジウム ,  *酸化スズ ,  ドーピング ,  *金属イオン ,  *薄膜 ,  状態 ,  *磁化特性 ,  電子構造 ,  強磁性 ,  飽和磁化 ,  混合原子価 ,  電荷移動 ,  *効果 ,  *ドーピング効果 ,  *ナノ結晶薄膜 ,  マンガンイオン ,  *鉄イオン
準シソーラス用語： *酸化状態

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (10件)： Fe ,  ドープ ,  SnO2 ,  ナノ結晶 ,  希釈 ,  磁性 ,  酸化物 ,  ドーパント ,  酸化状態 ,  役割