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J-GLOBAL ID:201702223687314310   整理番号:17A0013421

官能化したナノカオリナイトをドープしたエラストマナノ複合材料の熱重量分析,示差走査熱量測定,および実験的熱輸送研究

Thermogravimetric, differential scanning calorimetric, and experimental thermal transport study of functionalized nanokaolinite-doped elastomeric nanocomposites
著者 (6件):
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巻: 125  号:ページ: 871-880  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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類似の形状および大きさを有するカオリナイトナノ粒子を合成および官能化するための,出発物質として層状珪酸塩マイクロクレーを用い,単一段階で実施する簡易手法を報告した。活性化したナノカオリナイトの形態学,組成および機能化研究を,各々走査型電子顕微鏡/エネルギー分散型分光法,原子間力顕微鏡,およびフーリエ変換赤外分光法を用いることにより実施した。種々の濃度の活性化ナノカオリナイトを,従来の工業用エラストマ混合手法によりアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)にドープし,複合材料の試験片を作製した。蓄積したデータをシミュレートした結果,ポリママトリックス中の充填物の負荷量を15質量%に増量すると熱伝導率が92%減少することが分かった。熱重量分析により,NBR系配合物中の活性化ナノカオリナイトの濃度を増大することにより,熱安定性および熱吸収能力が顕著に増大することが分かった。示差走査熱量測定の研究により,ガラス転移温度および結晶化温度は低下すること,他方,第1および第2の溶融相温度は充填物対ホストマトリックス比が増大するにつれ高くなることが各々分かった。充填物対ホストマトリックス比が増大するにつれ,200%伸び時の引張強さ,破断時伸びおよび弾性率は,各々144,66および90%の水準に改善した。エラストマ硬度が効率的に向上することも観察できた。Copyright 2016 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の物性一般 

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