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J-GLOBAL ID：201702223758544071   整理番号：17A0621822

高感度でバックグラウンドが無い共鳴Ramanレポーターとしてのプルシアンブルー

Prussian Blue as a Highly Sensitive and Background-Free Resonant Raman Reporter

著者 (8件)： YIN Yongmei (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LI Qiang (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  MA Sisi (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Huiqiao (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  DONG Bo (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  YANG Jie (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Dingbin (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Dingbin (Collaborative Innovation Center of Chemical Sci. and Engineering (Tianjin), Tianjin, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 3  ページ： 1551-1557  発行年： 2017年02月07日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強Raman散乱(SERS)のレポーター(分子プローブ)は,生体試料のイメージングに有用であるが,多くのレポーター分子のRaman散乱シグナルは生体分子からのシグナルと重なっており,レポーターの有用性が減じられている。本研究では,生体分子からのRaman散乱シグナルが存在しない2156cm^-1にピークを示すプルシアンブルー(PB)を用いたSERS基質を開発した。ここでは,PBを金ナノ粒子表面に付着させたSERS基質(Au@PB NPs)を調製した。PBは,500~900nmの広い波長範囲の光で励起されるため,Au@PB NPsは,共鳴SERSレポーターとなり,強い信号が観測できる。このSERS基質に抗体を結合し,高感度免疫アッセイに使用できることを示した。さらに,このSERS基質はHeLa細胞に取り込まれるため,腫瘍イメージングにも適用可能と思われる。

シソーラス用語： *表面増強Raman散乱 ,  高感度 ,  *プローブ ,  画像処理 ,  *ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  無機顔料 ,  ナノ粒子 ,  金 ,  ナノ複合材料 ,  免疫学的試験 ,  可視化 ,  画像診断 ,  HeLa細胞
準シソーラス用語： *分子プローブ ,  生体イメージング ,  *プルシアンブルー ,  金ナノ粒子 ,  SERS基質 ,  腫瘍イメージング

分類 (4件)： 分析試薬  (CC02030D) ,  分光分析  (CC03012W) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高感度 ,  バックグラウンド ,  共鳴 ,  プルシアンブルー