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J-GLOBAL ID:201702223765885216   整理番号:17A0716158

高脂肪食および化学物質暴露後のゼブラフィッシュ幼魚の脂肪細胞分化の変化は誘導ラマン散乱顕微鏡法によって視覚化される

Altered Adipogenesis in Zebrafish Larvae Following High Fat Diet and Chemical Exposure Is Visualised by Stimulated Raman Scattering Microscopy
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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発生早期段階での環境化学物質への曝露は,脂肪細胞分化を変化させることにより肥満においてひとつの役割を果たしているかもしれない。しかしながら,これらの効果を定量化する強力なin vivo方法は今のところ無い。この研究の目的は,ゼブラフィッシュ(Danio rerio)の脂肪細胞分化に対する化学物質の発生段階での暴露の影響を分析することである。受精後15日目(dpf)にゼブラフィッシュの脂肪細胞分化を無標識の誘導ラマン散乱(SRS)顕微鏡法で画像化し,標準食餌条件(StF)と高脂肪食(HFD)または高グルコース食餌(HGD)とを比較した。非毒性濃度のトリブチルスズ(TBT,1nM)またはトリス(1,3-ジクロロイソプロピル)リン酸塩(TDCiPP,0.5μM)にゼブラフィッシュ胚を曝露し,0~6dpf飼育し,次にStFで15dpfまで飼育した。脂肪細胞分化の分子レベルでの変化の機構の可能性はqPCRにより調べた。脂肪細胞分化の食餌依存的調節があり,HFDはStFおよびHGDと比較して幼魚の脂肪細胞で3倍の脂肪細胞分化の増加が観察された。発生段階のTBTへの暴露は,脂肪細胞分化を有意に増加させ,TDCiPPは増加させなかった。pparda,lxrおよびlepaのような脂肪細胞分化遺伝子の発現は,HFDまたは化学物質に応答して変化した。この研究は,SRS顕微鏡法がゼブラフィッシュに首尾よく適用されて,脂肪細胞分化を視覚化および定量化することができ,in vivoにおいて肥満化学物質を同定するための強力なアプローチであることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  脂質の代謝と栄養  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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