文献
J-GLOBAL ID:201702223893093259   整理番号:17A0052627

低炭水化物,高脂肪食は,ラットの骨の健康に性別特異的な影響を及ぼす

Low-carbohydrate, high-fat diets have sex-specific effects on bone health in rats
著者 (12件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 2307-2320  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒトでの研究は,低炭水化物,高脂肪食(LC-HF)の摂取が成長と骨の健康に有害な可能性が示唆されている。 若い雄性ラットでは,LC-HF食は,成長ホルモン/インシュリン様成長因子軸(GH/IGF軸)を損なうことによって骨の健康に悪影響を及ぼすが,雌性ラットにおける影響は未知のままである。したがって著者らは,骨の健康に対するLC-HF食の性別特異的効果が存在するかを調べた。対照飼料(CD),「Atkins様式」の蛋白質適合飼料(LC-HF-1)またはケトン生成低蛋白飼料(LC-HF-2)のいずれかを同腹飼育した12週齢の雄性および雌性のWistarラットに4週間給餌した。雌性では遠位大腿骨に対してマイクロコンピュータ断層撮影および組織形態計測分析を行った。液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法で性ホルモンを分析し,免疫学的試験によりGHおよびIGF-Iを含む内分泌パラメータを測定した。LC-HF飼料とCDのどちらでも給餌した雄性ラットでは,骨梁量,血清IGF-Iおよび骨形成マーカーP1NPが低かった。LC-HF飼料は,雌性ラットで骨の健康を損なうことはなく,骨梁または皮質骨の骨量に変化はなく,CD対両LC-HF飼料群の間の骨ターンオーバーの血清マーカーも変化しなかった。下垂体GH分泌は,LC-HF飼料給餌雌性ラットでは低かったが,循環IGF-Iに差はなかった。循環性ホルモン濃度は,LC-HF飼料給餌の雄性および雌性ラットにおいて変化しなかった。4週間のLC-HF飼料消費は,成体雌性ラットでは効果がなく,成体の雄性ラットではマイナス影響があり,骨の健康に性別特異的な影響を及ぼした。この応答は,GH/IGF系に対するLC-HF飼料の性別特異的効果によって引き起こされるようである。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
治療学一般  ,  運動器系の基礎医学  ,  骨格系 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る