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J-GLOBAL ID：201702223913754237   整理番号：17A0325322

炭化鉄ナノ粒子の相の調節:選択的に吸着したハロゲン化物イオンによるFe@Fe_3O_4の炭素侵入を妨害することの観点から【Powered by NICT】

Modulating the phases of iron carbide nanoparticles: from a perspective of interfering with the carbon penetration of Fe@Fe₃O₄ by selectively adsorbed halide ions

著者 (9件)： Yang Ziyu (Department of Materials Science and Engineering, College of Engineering, Peking University, Beijing 100871, China. [e-mail]) ,  Zhao Tianshan ,  Huang Xiaoxiao ,  Chu Xin ,  Tang Tianyu ,  Ju Yanmin ,  Wang Qian ,  Hou Yanglong ,  Gao Song
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 8  号： 1  ページ： 473-481  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭化鉄ナノ粒子(ICNPs)は本質的に特異な磁気的及び触媒的性質のため,新しいエネルギー変換,ナノ磁性体及び生物医学的応用に大きな可能性を持っていると考えられている。しかし,合成経路は形態および相制御合成における大きく制限した。本論文では,それらの相変態を抑制するためにヘテロ原子を導入することにより体心立方Fe@Fe_3O_4から誘導したコロイドICNPs(Fe_2C六方晶と単斜晶syngony,Fe_5C_2単斜晶syngonyとFe_3C斜方晶syngony)に対する多方面の溶液化学経路を提示した。Fe_2C NPの相は劇的な熱的に駆動された手順(熱力学的方法として定義した)の直接相転移により制御できることを見出した。一方,Clイオンの選択的吸着はFe原子とC原子間の結合を弱め,その結果,C原子の侵入を妨害する低炭素含有量Fe_5C_2とFe_3C NPを形成した。動力学機構はFe-CとFe-Cl原子間の結合エネルギーに焦点を当てた密度汎関数理論(DFT)シミュレーションを用いて評価した。得られたすべてのICNPsは典型的には101.2emu/g~( 1)の最大飽和磁化値と497.8Kの最高のCurie温度を有する軟磁性特性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *炭素 ,  Curie温度 ,  *鉄 ,  単斜晶系 ,  エネルギー変換 ,  密度汎関数法 ,  斜方晶系 ,  塩素 ,  飽和磁化 ,  六方晶系 ,  *炭化 ,  結合エネルギー ,  熱力学
準シソーラス用語： 選択吸着 ,  *鉄ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (9件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  植物分類学  (EH01030N) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  職務・職能管理一般  (KA04010X) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  ネマチック相  (BK03020W) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (11件)： 炭化 ,  鉄ナノ粒子 ,  相 ,  調節 ,  吸着 ,  ハロゲン化物 ,  イオン ,  炭素 ,  侵入 ,  妨害 ,  観点