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J-GLOBAL ID:201702224218440104   整理番号:17A0875167

nチャネル有機電界効果トランジスタの溶液処理した半導体ミクロリボンのための新しい棒状BODIPYアセチレン分子【Powered by NICT】

A new rod-shaped BODIPY-acetylene molecule for solution-processed semiconducting microribbons in n-channel organic field-effect transistors
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号: 14  ページ: 6232-6240  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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BODIPYに基づくπ-共役小分子はセンシングと生物化学的標識の様々な分野で広く研究されてきた;が,有機オプトエレクトロニクス応用におけるそれらの使用は非常に限られている。新しい溶液処理可能なアクセプタ-ドナー-アクセプタ(A D A)型小分子,BDY PhAc BDY,BODIPYπ-受容体と棒状1,4-ビス-(チエニルエチニル)2,5-ジアルコキシベンゼンπ-ドナーから成る,を合成し,底部gate/top接触有機電界効果トランジスタ(OFET)における新規n-チャネル半導体として完全に特性化した。新しい半導体は 5.68eV/ 3.56eVの高度に安定化したHOMO/LUMOエネルギー準位を持つ2.12eVの電気化学的バンドギャップを示した。BDY PhAc BDYの単結晶X線回折(XRD)分析は,比較的低い「BODIPYメソチオフェン」二面角(θ=44.94°),面間距離3.93Åの反平行π積層BODIPY二量体,および強い「C H・・・π(2.85Å)」相互作用を明らかにした。溶液処理によって作製したOFETデバイスは高結晶性,一次元(1 D)マイクロリボンの形成,電子移動度0.004cm~2V~ 1s~ 1およびオン/オフ電流比10~5 10~6の明確なnチャネル半導体における結果を示した。今日まで,これがアルキン結合をもつBODIPY小分子半導体で報告された最高である。著者らの結果は,BODIPYは,有機オプトエレクトロニクスにおける基本/応用研究のための溶液処理可能な,電子輸送有機半導体と容易に成形可能な一次元半導体マイクロ/ナノ構造の設計のための効果的なπ-アクセプタ単位であることを明確に示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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トランジスタ  ,  有機ほう素化合物  ,  電極過程 
物質索引 (1件):
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