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J-GLOBAL ID：201702224673304543   整理番号：17A0584311

材料設計・加工プロセス技術の新たな試み 第24回 粉末成形-局部鍛造による高密度ヘリカルギヤ

著者 (1件)： 有馬達男 (上板塑性)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 65  号： 6  ページ： 10-11  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複合成形法による高密度ヘリカルギヤの製作法を開発した。ヘリカルギヤはスラスト荷重が生じるものの,歯のかみ合いがスパーギヤに比較すると滑らかで低騒音である。粉末成形-焼結法で製作すると空隙ができ破壊の原因となる。高密度・高強度のヘリカルギアを製作するために複合成形工程を採用した。まず,全体形状を形成するため,混合金属粉末を成形-焼結してプリフォームを作製する。次に,プリフォーム歯部の強度を向上させるために局部冷間鍛造(コイニング)し,内在する空隙をつぶし高密度・高強度大径ヘリカルギヤを作製する。浸炭焼き入れ焼き戻しを施して作製したヘリカルギア歯部の実体密度は7.78Mg/m³であり歯部の面圧疲労強さは溶製鋼と同等の疲労特性を示した。

シソーラス用語： 材料設計 ,  合金粉 ,  焼結鍛造 ,  *はすば歯車 ,  緻密化 ,  *密度 ,  圧印加工 ,  冷間鍛造 ,  複合加工 ,  *強度発現 ,  プリフォーム ,  疲れ強さ
準シソーラス用語： 高密度 ,  高密度化 ,  複合成形 ,  粉末成形

分類 (2件)： 歯車,歯車装置  (QB01060O) ,  圧粉,焼結  (WC02030X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 材料設計 ,  加工プロセス ,  試み ,  粉末成形 ,  鍛造 ,  ヘリカルギヤ