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J-GLOBAL ID:201702224692618688   整理番号:17A0079585

Streptomyces atroolivaceusにおけるレイナマイシン生合成に対する経路特異的Crp/Fnr型の正の調節因子としてのLnmOの特性化,及びその力価改善に対する適用

Characterization of LnmO as a pathway-specific Crp/Fnr-type positive regulator for leinamycin biosynthesis in Streptomyces atroolivaceus and its application for titer improvement
著者 (10件):
資料名:
巻: 100  号: 24  ページ: 10555-10562  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者等は以前にStreptomyces atroolivaceus S-140由来のlnm生合成遺伝子クラスターをクローニング及び特性化した。本稿において,S.atroolivaceus S-140におけるlnmOの不活性化,及びS.atroolivaceus S-140野生型及びΔlnmE突然変異体SB3033におけるlnmO過剰発現を報告し,そのレイナマイシン(LNM)生合成における役割を調べた。バイオインフォマティクス解析によりlnm遺伝子クラスター内の唯一の調節因子としてLnmOを明らかにし,既知Crp/Fnrファミリー調節因子との高度配列類似性を示した。S.atroolivaceus S-140におけるlnmOの不活性化はLNM産生を完全に消失させたが,明白な形態変化を引き起こさず,LnmOがLNM生合成に対して不可欠かつ特異的であることを裏づけた。S.atroolivaceus S-140及び変異体SB3033におけるlnmOの過剰発現は,各々LNM及びLNM E1産生の3及び4倍の増大をもたらし,LnmOが正の調節因子として働くことを裏付けた。今日まで研究されたすべてのCrp/Fnrファミリー調節因子は多面発現性であるように思われたが,この結果は経路特異的である最初のCrp/Fnrファミリー調節因子としてのLnmOを裏付けた。LnmOは,Streptomycesにおける二次代謝産生の改善に利用できる調節因子のリストに加わる。LNM及びLNM E1を過剰発現する遺伝子操作株は,新規抗癌薬としてのLNM及びLNM E1のさらなる機構研究及び臨床評価を促進すると思われる。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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遺伝子発現  ,  代謝と栄養  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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