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J-GLOBAL ID：201702225112808407   整理番号：17A0147262

大河川の歴史(第3回)~利根川・荒川~浅間山天明噴火(1783)で吾妻川・利根川を流下した天明泥流

著者 (1件)： 井上公夫 (砂防フロンティア整備推進機構)
資料名： 河川
号： 846  ページ： 44-49  発行年： 2017年01月20日 
JST資料番号： G0117A  ISSN： 0287-9859  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 天明3年(1783)の浅間山噴火は吾妻川右岸の急斜面からなだれ落ち天明泥流となって,利根川を流下して太平洋(銚子)に,一部は江戸川経由で東京湾に達した。土石流発生状況を吾妻川沿いの各所(砂降候以降之記録)および利根川との合流点付近(慈悲太平記,浅間記)にて文献から抽出・考察した。さらに,利根川上流域と下流域での土石流についての歴史的記述を紹介した。

シソーラス用語： 火山 ,  *火山活動 ,  *河川 ,  *火山泥流 ,  土石流 ,  土木史 ,  浅間山 ,  利根川
準シソーラス用語： 天明噴火

分類 (2件)： 河川調査・計画  (RC12020M) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (18件)：

• 井上公夫 (2004): 浅間山天明噴火と鎌原土石なだれ, 地理, 49巻4月号, 表紙, 口絵, p.1-4, 本文, p.85-97.
• 井上公夫 (2009): 噴火の土砂洪水災害, 天明の浅間焼けと鎌原土石なだれ-, 古今書院, シリーズ繰り返す自然災害を知る・防ぐ, 第5巻, 204p.
• 井上公夫 (2016): いさぼうネット 「歴史的大規模土砂災害地を歩く」, コラム18,19 天明三年(1783)の浅間山天明噴火と鎌原土石なだれ, 天明泥流
• 井上公夫・石川芳治・山田孝・矢島重美・山川克己 (1994): 浅間山天明噴火時の鎌原火砕流から泥流に変化した土砂移動の実態, 応用地質, 33巻1号, p.12-30.
• 大浦瑞代 (2006): 第3章3節 災害の記録と記憶, 中央防災会議災害教訓の継承に関する専門調査会: 1783 天明噴火報告書, p.154-180.

タイトルに関連する用語 (7件)： 大河川 ,  歴史 ,  利根川 ,  荒川 ,  浅間山 ,  噴火 ,  泥流