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J-GLOBAL ID:201702225629899154   整理番号:17A0193492

ARIB STD-T109に基づいた車車間通信のためのアクセス制御方式の効率化に関する研究

Improvement of Access Control Method for Inter-Vehicle Communication based on ARIB STD-T109
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 110-122 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月15日 
JST資料番号: U0452A  ISSN: 1882-7764  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抄録/ポイント
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2012年に国内のITS無線通信システムの標準規格であるARIB STD-T109が策定され,車車間通信のアクセス制御方式としてCSMA/CAが採用された。CSMA/CAでは乱数により定められる待ち時間の間,他にフレームを送信している移動局が検出されないことを確認してからフレームを送信することで,フレーム衝突を低減させるアクセス制御方式である。しかしながら,この規定のフレーム衝突低減機構を導入することによる回線未使用時間とITS通信での小容量のフレーム伝送のための回線使用時間の比で眺めると,回線利用効率の改善の余地があると考えられる。そこで,本論文ではITS通信特有のフレーム生起の周期性に着目し,フレーム送信順序を制御することで回線利用効率を向上させる手法について検討する。提案手法は標準規格に対してわずかな機能を加えることで実現可能で,提案手法に対応していない移動局が混在する環境でも互換性がある。本論文ではネットワークシミュレーションを用いて,提案手法に非対応の移動局が混合している環境や移動局の参入・離脱が発生する環境においても,提案手法の性能がARIB STD-T109に準拠した手法のそれをつねに上回ることを示す。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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移動通信  ,  計算機網  ,  パターン認識 
引用文献 (19件):
  • ITS Japan:ITS による未来創造の提言 (2013).
  • IEEE: 802.11p-2010 - IEEE Standard for Information technology - Local and metropolitan area networks - Specific requirements - Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications Amendment 6: Wireless Access in Vehicular Environments (2010).
  • ITS 情報通信システム推進会議:700MHz帯を用いた運転支援通信システムの実験用ガイドライン ITS FORUM RC-006 1.0 版 (2011).
  • 電波産業会:700 MHz 帯高度道路交通システム 標準規格 ARIB STD-T109 1.2版 (2013).
  • 総務省:ITS 無線システムの高度化に関する研究会 報告書 (2009).
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