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J-GLOBAL ID:201702226838734005   整理番号:17A0497192

ユニークな平面状μ-(SCH2)2ER2リンカ(E=GeおよびSn)を有する[FeFe]-ヒドロゲナーゼH-クラスタ模倣物

[FeFe]-Hydrogenase H-Cluster Mimics with Unique Planar μ-(SCH2)2ER2 Linkers (E=Ge and Sn)
著者 (11件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 346-359  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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複数の硫黄原子間に3原子鎖状リンカである中心基を有しているヒドロゲナーゼ酵素の[2Fe-2S]サブクラスタの類縁体を,GeR2およびSnR2基により置換することを研究した。この錯体(E=GeあるいはSn)の6員FeSCECS環は,Fe-Feコアに垂直なほぼ同一平面状のSCECS原子を有する珍しい配位をとっていた。計算モデル化によりこの結果を追跡すると,この配位は,Fe2(CO)6クラスタの軸性カルボニル,およびGeMe2およびSnMe2部位に対する低い捻れ歪を各々有する立体障害を有しており,これは長いC-GeおよびC-Sn結合のためであった。今回の錯体の気相光電子分光法により,イオン化ポテンシャルが実質的な硫黄軌道特性を有する低エネルギーにシフトし,および計算が裏付けるように,主として金属-金属結合HOMOにおいて硫黄特性が増大することが分かった。サイクリックボルタンメトリにより,錯体が,酸の不在下でのECE型還元機構(E=電子移動およびC=化学プロセス)および酸の存在下でのプロトン還元の触媒機構に従うことが分かった。CH2SnR2CH2(R=Me,Ph,リンカ)により架橋したFe2S2(CO)6コア2個の硫黄原子を特徴とする環状四核性錯体2種も取得し,特性化した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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鉄の錯体  ,  電気化学反応 
物質索引 (3件):
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