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J-GLOBAL ID：201702228923812865   整理番号：17A0182895

フッ素化ホスホニウム塩による求核1,1-ジフルオロエチル化

Nucleophilic 1,1-Difluoroethylation with Fluorinated Phosphonium Salt

著者 (6件)： DENG Zuyong (Univ. Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN) ,  LIU Can (Univ. Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN) ,  LIU Can (Univ. South China, Hengyang, CHN) ,  ZENG Xian-Liang (Univ. Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN) ,  LIN Jin-Hong (Univ. Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN) ,  XIAO Ji-Chang (Univ. Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Organic Chemistry  (Journal of Organic Chemistry)
巻： 81  号： 24  ページ： 12084-12090  発行年： 2016年12月16日 
JST資料番号： C0328A  ISSN： 0022-3263  CODEN： JOCEAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エチルトリフェニルホスホニウムブロミドを出発物質として,2段階で1,1-ジフルオロエチルトリフェニルホスホニウムテトラフルオロボラートを合成した。このフッ素化ホスホニウム塩と4-フェニル安息香酸から1-([1,1′-ビフェニル]-4-イル)-2,2-ジフルオロプロパン-1-オールを得る反応について,反応条件の検討を行った。最適条件下で種々のカルボニル化合物とフッ素化ホスホニウム塩の反応を行い,それぞれに対応する2,2-ジフルオロプロパン-1-オール類を得た。また,イミンとフッ素化ホスホニウム塩のジフルオロエチル化も行い,それぞれに対応する生成物を得た。反応機構についても検討した。

シソーラス用語： 化学反応 ,  アルキル化 ,  芳香族アルデヒド ,  イミン ,  *求核置換反応 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  *アルコール ,  *芳香族化合物 ,  溶媒効果 ,  反応促進剤 ,  炭酸セシウム ,  フッ素19NMR ,  ホスホニウム ,  置換基効果 ,  反応機構
準シソーラス用語： フルオロアルキル化 ,  *ベンジルアルコール類

分類 (3件)： 置換反応  (CF02020B) ,  脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P) ,  芳香族単環アルコール  (CF05070Z)

物質索引 (17件)： 4-フェニル安息香酸 ,  ビフェニル-4-カルボアルデヒド ,  トリフェニル(1,1-ジフルオロエチル)ホスホニウム ,  1-(4-ビフェニリル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(2-ビフェニリル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(4-メトキシフェニル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(2-メトキシフェニル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-メシチル-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(4-フルオロフェニル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(2-トリフルオロメチルフェニル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(3-キノリニル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(ベンゾフラン-2-イル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  1-(1-ベンゾチオフェン-2-イル)-2,2-ジフルオロ-1-プロパノール ,  N-トシル-1-(4-ビフェニリル)-2,2-ジフルオロプロパン-1-アミン ,  N-トシル-1-(p-トリル)-2,2-ジフルオロプロパン-1-アミン ,  N-トシル-1-フェニル-2,2-ジフルオロプロパン-1-アミン

タイトルに関連する用語 (3件)： フッ素化 ,  ホスホニウム塩 ,  核