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J-GLOBAL ID:201702229519679560   整理番号:17A0084245

チタン(IV)橋架けキトサン複合体による高度に特異なホスホペプチドの濃縮

Highly specific phosphopeptide enrichment by titanium(IV) cross-linked chitosan composite
著者 (5件):
資料名:
巻: 1008  ページ: 234-239  発行年: 2016年01月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天然キトサンが,Ti(IV)系固定化金属イオンアフィニティークロマトグラフィー(IMAC)材料のための支持材料として適用された(Ti-CTS)。他のポリマー系IMACと比べて,Ti-CTSは,有効な合成法を駆使して容易に得ることができる。Ti-CTSの形態,表面積,細孔容積,及び元素組成が,走査型電子顕微鏡(SEM),Brunauer-Emmett-Teller(BET)法,及びX線光電子分光法(XPS)によって明らかにされた。いくつかの標準タンパク質からのトリプシン消化物と2つの実際の試料(脱脂乳と血清)が,Ti-CTSを利用して濃縮され,本法の有効性を実証した。この結果は,本複合体が,異形性カゼイン,脱脂乳,及びヒト血清からホスホペプチドの高感度で選択的な濃縮を可能にすることを示す。また,3つのセリンリン酸化サイト(S*S*S*)を持つ多重リン酸化ペプチドは,Ti-CTSに対する大きな親和性を実証した。したがって,本法は,複雑なホスホプロテオーム,特に,多重リン酸化ペプチドの今後の研究で大きな可能性を持つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生化学的分析法 

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