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J-GLOBAL ID:201702229538510633   整理番号:17A0442832

クロム(III)のレシオメトリック蛍光検出に向けたCe~3+をドープしたLiYF_4:Yb~3+/Ho~3+@LiYF_4ナノ粒子におけるアップコンバージョン色調整【Powered by NICT】

Upconversion color tuning in Ce3+-doped LiYF4:Yb3+/Ho3+@LiYF4 nanoparticles towards ratiometric fluorescence detection of chromium(III)
著者 (15件):
資料名:
巻: 493  ページ: 10-16  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レシオメトリック蛍光センサは,結果の解析に利用される複数の独立した発光ピークのために高感度応答,高い抗干渉能力と裸眼可視化の利点を示した。このような汚染質の排出プローブを達成するために,従来の方法は,二つのエミッターの単純な混合またはハイブリッド材料の面倒な合成過程を含んでいた。しかし,これらのプローブは,しばしば一定でない発光強度比,低光安定,複雑な合成プロセスの問題,現場におけるそれらの応用を制限することを示した。ここでは,単一構造のCe~3+をドープしたLiYF_4:Yb~3+/Ho~3+@LiYF_4アップコンバージョンナノ粒子(UCNP),近赤外レーザ980nmの励起下で緑色(540nm)と赤色(640nm)領域での二つの発光ピークを特徴とすることを報告した。重要なことは,赤/緑強度比は出力色を調節するCe~3+のドーピングレベルを変化させることによって制御することができる。さらに,Cr~3+応答性ローダミン誘導体(CRD)はルミネセンス共鳴エネルギー移動(LRET)プロセスによる比色プローブを作製するために考案したUCNP表面を修飾した。プローブ溶液へのCr~3+を添加すると,560nmでのCRDの吸収ピークは有意に増強され,これは緑色発光を減少させ,黄色,オレンジへとCr~3+の濃度の増加と共に赤色に緑色から明らかな色の変化を誘導した。本法を工場排水中のCr~3+イオンの実用的検出に適用することに成功した。ここで報告した研究は,カラーベースの視覚分析を構築するための有用な方法を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物のルミネセンス  ,  コロイド化学一般 

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