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J-GLOBAL ID:201702229568761235   整理番号:17A0822092

RNAポリメラーゼ関連因子1複合体は,植物の接触応答に必要である

The RNA Polymerase-Associated Factor 1 Complex Is Required for Plant Touch Responses
著者 (5件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 499-511  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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接触形態形成は,植物器官に繰り返し接触することで誘導される植物の体制における典型的な発生学的変化である。本研究では,植物が接触刺激にどのように感知するのかを明らかにするため,Arabidopsis植物を供試して,反復的な接触に応答した短茎形成に基づく順遺伝学的スクリーニングを行った。その結果,見出された接触不感受性(ths1)突然変異体は,シュートと根の接触形態形成において異常が認められた。このths1変異体は,中間的な機能喪失型対立遺伝子VIP3を持ち,その遺伝子産物がRNAポリメラーゼII関連因子1(Paf1)複合体の一部であった。Paf1複合体は,ヒストン修飾やRNAプロセシングに関与し,その成分の一部が接触応答における短茎化に必要であることが明らかとなった。また,THS1/VIP3遺伝子は,TCH遺伝子座における野生型ヒストンH3K36トリメチル化に必要であった。こうした結果から,進化的に保存されたクロマチン修飾複合体は,機械的刺激に対する応答に必要であることが示された。
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  分子遺伝学一般 
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