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J-GLOBAL ID：201702229574806407   整理番号：17A0663704

生産性と漁獲努力の空間的分布を可能にするマゼランツキヒガイ(Placopecten magellanicus)の生物学的管理基準の設定

Setting biological reference points for sea scallops (Placopecten magellanicus) allowing for the spatial distribution of productivity and fishing effort

著者 (3件)： SMITH Stephen J. (Bedford Inst. Oceanography, NS, CAN) ,  SAMEOTO Jessica A. (Bedford Inst. Oceanography, NS, CAN) ,  BROWN Craig J. (Nova Scotia Community Coll., NS, CAN)
資料名： Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences  (Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences)
巻： 74  号： 5  ページ： 650-667  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0491A  ISSN： 0706-652X  CODEN： CJFSDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カナダの北東大西洋沿岸域におけるマゼランツキヒガイ(Placopecten magellanicus)の漁業管理は漁場全体における漁獲圧(即ち,漁獲死亡率)が均等であるという仮定に基づいているが,実際の操業は漁場内で偏りが生じている。本研究では,ノバスコシア州南西部沖のマゼランツキヒガイ漁場における生産性と漁獲努力の動態が特定の漁獲死亡率に応答して時空間的に予測できるような資源評価モデルの構築を行った。さらに,本モデルを用いて本種の持続的管理のための生物学的管理基準の評価を行った。その結果,本モデルでの最大持続生産量は均等な漁獲圧を仮定した場合と類似していたが,漁場全体における資源量と漁獲率については高いことが示された。本空間モデルの最大持続生産量により漁獲圧の低減が得られ,本漁業が漁場に及ぼす影響を抑制することが可能となろう。

シソーラス用語： *二枚貝類 ,  ノバスコシア州 ,  *管理 ,  *圧力 ,  生産量 ,  評価 ,  漁獲量
準シソーラス用語： *Placopecten magellanicus ,  *マゼランツキヒガイ ,  *漁場管理 ,  *漁獲圧 ,  最大持続生産量 ,  資源評価

分類 (3件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 漁獲努力 ,  空間的分布 ,  生物学 ,  管理基準