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J-GLOBAL ID：201702229629457396   整理番号：17A0465764

トンネル新技術への挑戦(17)-トンネル切羽から行う弾性波探査-

著者 (7件)： 大島洋志 (国際航業) ,  吉富幸雄 (大成建設) ,  山上順民 (大成建設) ,  水谷和彦 (前田建設工業) ,  西琢郎 (清水建設) ,  山本浩之 (安藤・間) ,  中谷匡志 (安藤・間)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 48  号： 4  ページ： 313-324  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 連載講座の一部として,トンネル坑内の切羽前方探査を目的に民間建設会社が独自に開発した4種類の弾性波探査技術を紹介した。各技術それぞれについて開発の背景と経緯,成果と実績,残された課題について述べた。発振や受振の組合せがそれぞれ異なっており,各技術の特色の一つである。弾性波計測により前方の不良地山の位置,規模を予測するだけでなく,地山変化点の3次元分布予測が可能な技術も紹介した。特殊な機材を使わず,準備作業を簡便にし,トンネル掘削への影響を最小限することや,データ収集・解析時間の短縮はほとんどの技術に共通した特色である。

シソーラス用語： *トンネル掘削 ,  切羽 ,  *反射法地震探査 ,  三次元測定 ,  地下構造 ,  *地質構造 ,  地山 ,  弾性波速度 ,  音波検層 ,  山岳トンネル ,  破砕帯 ,  *切羽前方探査 ,  不良地山

分類 (2件)： トンネル工事  (RC05031E) ,  物理探査・地質探査一般  (DE10010F)

引用文献 (18件)：

• 大島洋志監修:わかりやすい土木地質学,土木工学社,pp.114-115,2000.11.
• 富士物産(株)広告,トンネルと地下,1997.7.
• 芦田譲:用語解説SWD,物理探査,Vol.50,No.3,pp.252-256,1997.
• 山上順民・今井博・青木智幸・友野雄士・三谷一貴:SWD(Seismic While Drilling)によるトンネル切羽前方探査,土木学会第67回年次学術講演会講演概要集,III-27,2012.9.
• 山上順民・今井博・青木智幸・山中義彰・高橋亨:削孔振動探査法を用いた切羽前方探査による破砕帯評価事例,応用地質学会研究発表会講演論文集,pp.119-120,2012.11.

タイトルに関連する用語 (3件)： トンネル ,  トンネル切羽 ,  弾性波探査