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J-GLOBAL ID:201702229702443985   整理番号:17A0658611

マルチプレックスPCRを用いた韓国薬草の亜種を識別するための使いやすい方法の開発

Development of User-Friendly Method to Distinguish Subspecies of the Korean Medicinal Herb Perilla frutescens Using Multiplex-PCR
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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シソ(Perilla frutescens)は,東アジアでは,経済的,文化的に重要な植物である。栽培品種間の植物育種により,全体的にシソの遺伝的多様性が増したが,機能的に多様な亜種は,識別し区別することがより困難である。本検討では,韓国のハーブ薬用種間を識別するための遺伝子ベースのDNAマーカーを開発した。リモネンシンターゼ(LS)遺伝子における大きな挿入-欠失(indel)領域と同様に,Myb-P1およびジヒドロフラボノール4-レダクターゼ(DFR)遺伝子のプロモーター領域上の有益な単純配列反復(SSR)を同定し,異なる亜種の差異(各々,PfMyb-P1pro,PfDFRpro,および,PfLS)を特徴付けるためのマーカーを開発した。PfLSプライマーを用いて,430bpの領域は,Perilla frutescens var acuta,crispaおよびF.viridis(各々,Jasoyeop,Jureum-soyeop,Chungsoyeopとして知られている)により増幅されたが,P.frutescens var japonica(Dlggae)では,増幅されなかった。四つのシソ亜種として,PfMybproプライマーにより,各々,Dlggae,Jasoyeop,Jureum-soyeop,及び,Chungsoyeopから,314,または,315bpを,PfDFRproプライマーにより,314または316,330,322と315 bpのPCR産物が得られ,189または202,187または189,185または189と193bpの生成物が得られた。これら3つの反応を単一のマルチプレックスPCR法に組み合わせることにより,亜種として特異的な3種の品種(Cham-Dlggae,Ip-Dlggae,Bora-Dlggae)を区別し,Jasoyeop,Jureum-soyeopとChungsoyeopを識別する6種類の市販のシソに対するPCRバンドパターンを示した。本検討の使用しやすいマーカーは,韓薬業界で幅広く使用されている他の機能的に異なる亜種を区別するだけでなく,韓国薬草Jasoyeopを識別するためのシンプルで効率的な方法として貴重である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作  ,  薬用植物 

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