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J-GLOBAL ID:201702229776517472   整理番号:17A0051674

健康な乳児の離乳食による脂肪酸供給とLC-PUFA状態:ランダム化比較試験の結果

Fatty acid supply with complementary foods and LC-PUFA status in healthy infants: results of a randomised controlled trial
著者 (10件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1633-1644  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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一般的に離乳食の開始により長鎖n-3多価不飽和脂肪酸(n-3 LC-PUFA)摂取量は完全母乳よりも減少する。ランダム化比較PINGU介入試験において,様々な含量のα-リノレン酸(ALA)とドコサヘキサエン酸(DHA)を含む離乳食が満期産乳児のLC-PUFA状態に与える影響を検討した。健康な乳児をランダムに分け,4~6か月齢から10か月齢まで,ALA豊富亜麻仁油(介入群(IG)-R),サケ油DHA(IG-F),リノール酸豊富とうもろこし油(対照群,CG)添加離乳食を与えた。赤血球(RBC)と血漿グリセロリン脂質の脂肪酸組成を調べた。赤血球は158人,血漿は155人の脂肪酸データが利用可能であった。介入後,IG-FのRBCおよび血漿のエイコサペンタエン酸(EPA),DHA,総n-3 LC-PUFAの割合はCGよりも高くなった(それぞれp<0.001)。IG-RではALA濃度,血漿およびRBCおよびのALA:LA比(すべてp<0.0001),RBC-EPA(p<0.0001)はCGより高くなったが,DHA濃度はIG-RとCGとで差がなかった。離乳期の習慣的魚摂取は乳児のEPA,DHA状態を高めた。市販離乳食への少量の亜麻仁油利用によりEPA生合成が増加したが,DHA状態には影響しなかった。DHA状態低下を避けるために離乳食に脂肪の多い魚を利用することが望ましい。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食用油脂,マーガリン  ,  脂質の代謝と栄養 
物質索引 (4件):
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