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J-GLOBAL ID：201702229827512674   整理番号：17A0544848

グルタチオンS-トランスフェラーゼの可変レベルはトウモロコシ(Zea mays)のシュートと根の間のメトラクロルに対する異なる耐性の原因となる

Variable Levels of Glutathione S-Transferases Are Responsible for the Differential Tolerance to Metolachlor between Maize (Zea mays) Shoots and Roots

著者 (6件)： LI Dongzhi (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  XU Li (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  PANG Sen (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  LIU Zhiqian (AgriBio, Victoria, AUS) ,  WANG Kai (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Chengju (China Agricultural Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 65  号： 1  ページ： 39-44  発行年： 2017年01月11日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物組織間において除草剤耐性に重要な役割を有するグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)の機能について解明することを目的とした。トウモロコシのシュートと根の間のメトラクロル耐性の機構の差異,そして植物成長,GST活性および全GST遺伝子ファミリーの発現に及ぼすメトラクロルの影響について調査した。その結果,メトラクロルに対する耐性は2つの組織間の対照的なGST活性と関連しており,根におけるメトラクロルの変化はシュートにおけるより2倍速いことを見出した。またGST遺伝子ファミリーの発現解析からGST遺伝子の発現はシュートにおけるより根において高いことを見出した。以上,GST遺伝子の高い発現は高いGST活性と早い農薬変化に導いて,トウモロコシ根のメトラクロルに対する耐性が根においてはシュートより高い原因となるであろうと考えた。

シソーラス用語： *グルタチオントランスフェラーゼ ,  トウモロコシ ,  シュート【植物器官】 ,  根 ,  *アニリド系除草剤 ,  農薬耐性 ,  遺伝子発現 ,  除草剤 ,  植物組織 ,  植物生理 ,  エーテル ,  芳香族アミン ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： Zea mays ,  *グルタチオンS-トランスフェラーゼ ,  酵素発現 ,  除草剤耐性

分類 (1件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F)

物質索引 (1件)： メトラクロル

タイトルに関連する用語 (8件)： グルタチオンS-トランスフェラーゼ ,  可変 ,  トウモロコシ ,  シュート ,  根 ,  メトラクロル ,  耐性 ,  原因