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J-GLOBAL ID：201702229913706944   整理番号：17A0575228

グラフェンオキシド薄フィルムによってコーティングしたポリマー表面の特異的接着と生物活性特性

Differential Adhesive and Bioactive Properties of the Polymeric Surface Coated with Graphene Oxide Thin Film

著者 (5件)： THAMPI Sudhin (Indian Inst. Technol. Madras, Chennai, IND) ,  THAMPI Sudhin (Sree Chitra Tirunal Inst. Medical Sci. and Technol., Thiruvananthapuram, IND) ,  NANDKUMAR A.Maya (Sree Chitra Tirunal Inst. Medical Sci. and Technol., Thiruvananthapuram, IND) ,  MUTHUVIJAYAN Vignesh (Indian Inst. Technol. Madras, Chennai, IND) ,  PARAMESWARAN Ramesh (Sree Chitra Tirunal Inst. Medical Sci. and Technol., Thiruvananthapuram, IND)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 5  ページ： 4498-4508  発行年： 2017年02月08日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インプラントなどに用いられる医療材料は,生体適合性がなければならない。この研究の目的は,非常に薄いグラフェンオキシド(GO)のナノシートを一段でコーティングすることによって,ポリマー表面を改質する表面工学技術を開発することである。ポリマーのモデルには,多くの医療インプラントに用いられるポリウレタンとして,ポリカーボネートウレタン(PCU)を選んだ。PCUの膜を静電紡糸によって作製し,その表面に非常に薄い層のGOを移すために,改良エレクトロスプレー技術を用いた。試料の特性化には,X線光電子分光,走査型電子顕微鏡,環境走査型電子顕微鏡,ラマン分光,X線回折,接触角,共焦点形状測定,および抗菌性分析などを用いた。PCU上で機能するGO薄フィルムは,PCUの疎水性を24%下げた。使用した改質方法は,PCUの結晶性に余り影響を与えず,コーティングしたポリマー表面にはGOの凝集が認められなかった。表面に固定されたGOの存在は,多くの官能基の存在を促進して,PCU表面の改質および官能化に有用であった。GOPCUは,医療器具の開発に理想的な血液適合および生体適合の候補であることが示され,細菌の接着およびバイオフィルムの形成を防ぐ。

シソーラス用語： 噴霧 ,  人工移植物 ,  接着 ,  生体適合性 ,  ポリウレタン ,  *医用高分子 ,  *被覆 ,  ポリカーボネート ,  エレクトロスピニング ,  疎水性 ,  表面改質 ,  *グラフェン ,  酸化物 ,  ナノシート ,  生物膜 ,  細胞接着 ,  薄膜 ,  微細構造
準シソーラス用語： エレクトロスプレイ ,  細胞適合性 ,  グラフェンオキシド ,  細菌付着

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： グラフェンオキシド ,  薄フィルム ,  コーティング ,  ポリマー ,  生物活性