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J-GLOBAL ID：201702230017078282   整理番号：17A0685451

ニッケルビス-ジホスフィン錯体:H₂の結合および不均一開裂

Nickel Bis-Diphosphine Complexes: Controlling the Binding and Heterolysis of H₂

著者 (4件)： STOLLEY Ryan M. (Pacific Northwest National Lab., Washington, USA) ,  DARMON Jonathan M. (Pacific Northwest National Lab., Washington, USA) ,  DAS Parthapratim (Pacific Northwest National Lab., Washington, USA) ,  HELM Monte L. (Pacific Northwest National Lab., Washington, USA)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 35  号： 17  ページ： 2965-2974  発行年： 2016年09月12日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燃料電池触媒を白金から廉価な金属触媒で代替するためには,H₂の結合およびヘテロリシスを制御する因子の理解が重要である。本研究では,隣接配位子に二つの懸垂アミンをもつホモレプチックな[Ni(8P^Cy₂N^H)₂]²⁺(1)(8P^Cy₂N^H=3,7-シクロヘキシル-1-アミノ-3,7-ジホスファシクロオクタン)および一つだけのペンダントアミンをもつヘテロレプチックな[Ni(8P^Cy₂N^H)(dppe)]²⁺(2)を合成し,NMR解析および電気化学的挙動を調査した。その結果,錯体2の場合は,水素を不均一開裂し,エンド位置がプロトン化したニッケルヒドリド錯体が得られた。また,H₂酸化の電極触媒的な活性は示さなかった。一方,錯体1の場合は,H₂酸化の電極触媒的活性を示した。

シソーラス用語： 開裂反応 ,  *ニッケル触媒 ,  ニッケル錯体 ,  *ホスフィン錯体 ,  *水素 ,  *燃料電池 ,  アミノ基 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電気化学的挙動 ,  ヒドリド錯体 ,  電極触媒 ,  触媒活性 ,  *酸化 ,  ホスフィン誘導体 ,  芳香族化合物 ,  有機リン化合物
準シソーラス用語： シクロヘキシル基 ,  *ヘテロリシス開裂 ,  *不均一開裂

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (5件)： 1,3-ビス(シクロヘキシルホスフィノ)プロパン ,  1,3-ビス[(ヒドロキシメチル)シクロヘキシルホスフィノ]プロパン ,  1,5-ジシクロヘキシル-1,5-ジホスファ-3-(ジフェニルメチル)-3-アザシクロオクタン ,  1,5-ジシクロヘキシル-1,5-ジホスファ-3-アザシクロヘプタン ,  dppe

タイトルに関連する用語 (6件)： ニッケル ,  ビス ,  ジホスフィン ,  錯体 ,  H2 ,  不均一開裂