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J-GLOBAL ID：201702230017986863   整理番号：17A0237910

コロイド液相における放出と反応性を制御するための3次元グラフェンベースのマイクロバリア

Three-Dimensional Graphene-Based Microbarriers for Controlling Release and Reactivity in Colloidal Liquid Phases

著者 (6件)： CREIGHTON Megan A. (Brown Univ., Rhode Island, USA) ,  ZHU Wenpeng (Brown Univ., Rhode Island, USA) ,  VAN KRIEKEN Finn (Brown Univ., Rhode Island, USA) ,  PETTERUTI Robert A. (Brown Univ., Rhode Island, USA) ,  GAO Huajian (Brown Univ., Rhode Island, USA) ,  HURT Robert H. (Brown Univ., Rhode Island, USA)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 10  号： 2  ページ： 2268-2276  発行年： 2016年02月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 面上に原子のスペーサーを持ち,密に充填された2次元材料は天然の分子バイリアとなる。グラフェンの非透過性を示す初期の研究に続き,有限のサイズを持ったグラフェンや酸化グラフェンシートを用いた実際的なバリア技術が開発されてきた。本研究はグラフェンフィルムが液滴(分散体)とバルクの液相の界面に自発的に集積し,分子の輸送や界面化学反応に対するバリアとして働くことを示したものである。揮発性分散液相の気化の制御や分散体が分散媒の放出の制御,あるいは界面での不均一反応の制御法を開発したものである。放出速度は2価のイオンの添加や酸化グラフェンの部分還元によりコントロールできた。ある場合にはこれらのグラフェンバリアは2つの液相を非平衡状態に長い間トラップし,熱力学的には不安定な新しいコロイド層を出現させる。

シソーラス用語： *コロイド ,  *液相 ,  *放出 ,  *反応性 ,  *グラフェン ,  *障害物 ,  *構造 ,  性質 ,  液滴 ,  自己集合 ,  不均一系反応
準シソーラス用語： *バリア ,  *三次元構造 ,  透過性

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (7件)： コロイド ,  液相 ,  放出 ,  反応性 ,  3次元 ,  グラフェン ,  バリア