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J-GLOBAL ID:201702230160056963   整理番号:17A0320543

リンゴ樹葉とそれらのin vitro生物活性からのフェノール成分【Powered by NICT】

Phenolic constituents from apple tree leaves and their in vitro biological activity
著者 (11件):
資料名:
巻: 90  ページ: 118-125  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リンゴ(Malus domestica Borkh.)の葉は多価フェノールの優れた供給源である。このような植物化学物質の増大する需要,特にヘルスケア部門を考慮し,本研究の目的は,リンゴの葉フェノール類の生物活性を評価することであった。リンゴの葉から得た各種の溶媒媒介抽出物はフェノール化合物の存在を評価した。異なる抽出物の中で,最高のフェノール類含量30.38±0.50mg/gはABTSアッセイによるその後の高い抗酸化値(IC_5049 16μg/mL)と70%水性エタノール(ALE 7)で記録した。葉抽出物のRP-HPLC-DADフェノールプロファイリング,抽出に用いた溶媒に関係なく,最大収率フロリジン(24.43±0.05mg/g)の五種類の主要な化合物の存在,次いでクエルシトリン(2.06±0.05mg/g),クェルセチン 3 O グルコシド(1.55±0.001mg/g),エピカテキン(0.37±0.07mg/g)とフロレチン(0.15±0.05mg/g)を明らかにした。ALE VII抽出物は,ヘキサン(ALH)と酢酸エチル(ALEA),それらのin vitro生物学的活性を評価して分画した。ALEA抽出物は200μg/mL)にてより高い窒素酸化物(NO)捕捉活性(63.3%)を示した。この画分は48時間後に25μg/mLで最大リンパ球増殖(34%)を示した。単離画分の抗微生物試験は,ALH画分(MIC値1.18 2 37μg/mLの範囲)は良好な候補,特に食品媒介病原体を制御できることを明らかにした。さらに,異なるリンゴ葉画分のin vitro細胞毒性評価は,ヒト癌細胞株(KB,SiHaとA≒549)に対して行ったが,画分のいずれも選択された細胞株に対する細胞毒性は見られなかった。結論として,リンゴの葉における生物学的に活性なフェノール類の存在は,特に炎症と微生物感染に対する栄養補助食品の開発のためのそのような植物化学物質の抽出のための実行可能な再生可能生物資源となる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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植物の生化学  ,  薬用植物  ,  生薬一般 
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